恥ずかしいことはしたくない
例えば、枕流(エロゲライター)の中で「フィアレス]」という
いわゆる、伝記物の典型的作品があるんだけど。
これを、伝記的な設定から痕の系列と考えるのか
新本格の要素から、月姫の系列と考えるのか
戦闘要素やサスペンス的な魅力から、ニトロ作品の系列と考えるのか
という、考察を行うのは、非常に有益なもので、フィアレス]だけでなく、エロゲ史的にも意味があることだと僕は思うんだけど。
枕流を語る上でこれらの考察を全くせずに
「痕に連なる作品を書いた枕流が、ToHeart2で長瀬一族という高橋龍也の要素を受け継いだ点が興味深い」*1
だとか
「ニトロ作品の影響を受けている枕流が、鎖で現実的なサスペンスに手を出したことからも、智代アフターが主人公の救済から脱却した点からも、2005年のエロゲ史はまさに「脱却」の年だった」*2
だとか
「月姫のフォロワーとしてのフィアレス]があるように、ONEのフォロワーとしてのそれ散るがあったのと同じように、ロストチャイドルがホロウのフォロワーとして語るのは少し意味合いが違う」*3
だとか言うのは、どうなのだろう?
もちろん、しっかりと考察した上で、それを語るのは問題ないのだけれど。
なにも考えずに、引用するのはどうなんだろうなあ。
これがただそう思っただけなら、まだいいんだけど。
もしも、ただ単に月姫とか痕とかニトロ作品を知らないだけだったら
とっても恥ずかしいことだと思う。
もし、自分がそれを書いて、それを指摘されたら
そう考えるだけで、恥ずかしい。
そのぐらい、恥ずかしいことが嫌いなので、なるべくミステリ考察は緩いのが多かったんですが
そろそろ挑戦してみようかなあ。
とにかく
来週も、がんばろっと。
※もちろん、僕のエロゲの扱いだって間違っているかも知れないし、知識が足りない部分もあるから、それに気づいて最近やってないんだけどね。