2008-01-01から1年間の記事一覧

御手洗パロディ・サイト事件:島田荘司

御手洗物をテーマにしたアンソロジーとちょっとした謎解き短編が載っている作品。 アンソロジーの方は異邦の騎士にまつわる短編が面白かった。 ベストは氷川透の短編、謎解きのロジックやサプライズなど短い中に色々な要素が含まれていて大満足。 しまそん本…

御手洗潔対シャーロック・ホームズ:柄刀一

パステージュものの中短編集。 笑っていいところなのか、真剣に読むところなのか区別がつかなかった。 ベストは幻想的な謎と(どちらかといえば)ロジカルに寄った解決が面白かった、シリウスの雫。 ホームズの方はともかく、御手洗潔の方は本筋だと言われて…

別にどうというわけじゃないけど

http://www.tbs.co.jp/anatsu/nekko/20080403.html http://www.tbs.co.jp/anatsu/nekko/20080522.html http://www.tbs.co.jp/anatsu/nekko/20080602.html http://www.tbs.co.jp/anatsu/nekko/20081008.html http://www.tbs.co.jp/anatsu/nekko/20081028.html…

機動警察パトレイバーTOKYO WAR

押井解釈によるパトレイバー世界の最後のエピソードのノベライズ。(作品内時間的に見て) ゆうき解釈とはまた違った、社会の枠組みを超えた正義の味方としてしての、二課が描かれている。 劇場版と比べて二課の様子や、隊員の様子も描かれていてキャラクタ…

終わりのクロニクル1:川上稔

複雑に入り組んだシリーズ(らしい)のAHEADシリーズの第一作(でいいのかな?) 一巻だけに世界観の説明とわからないなりに右往左往する主人公の描写がほとんど。 ホモ小説として読んだら十分面白かったので、これからも見かけたら買っていこうと思う。 た…

fの魔弾:柄刀一

物理トリック一本ながら、そこに集約する小説的魅力と伏線が見事。 サスペンス調の過程とロジックとトリックのバランスの取れた解決編がよかった。 特に探偵役が同じようなトリック?の被害者になるプロットは、謎解きの過程を体感できて面白い。それはさて…

プラチナもようやく80戦目

39勝 41敗 まあトントンですが、12月に入ってからはほとんど勝てていない。 ドンカラス、ブラッキー辺りが上手いこと機能してくれないのが原因。 晴れ始動ブラッキー スカーフヘルガー タスキダーテング の三体がおそらく一番勝率が良い。 苦手な相手は爆発…

ポルフィの長い旅 第34話 天使へのプレゼントが面白すぎ

望月智充といえば 海が聞こえる 誕生一話 バラッド四話 ここらへんが好きだったんですが、ポルフィ34話もかなりよかった。 本当大好きですよ、セラフィムコール。

美食探偵:火坂 雅志

明治を舞台にした短編ミステリ。 美食要素とミステリ要素がそれぞれ別個に展開していて、二つ要素がしっかりと結びついていた、愛川晶のカレーライスは知っていたと比べると肩透かし。 ミステリ的にも本格要素が少なくて物足りなかった。 ただ、明治時代の偉…

鉄腕バーディーTVのNight Walkerってのは、ゆうきさんのナイトウォーカーとかかってるのかな?

今更だけど、TV版バーディーを見終えた。 最終話だけどうしても見れなかったから、録画したんだけど、ずるずると見るのが遅れてここまで。 特にこれといった感想は思いつかないけど いづぶち脚本は相変わらずだと思いました。 好きだよ、雪の日のロンド。 ス…

恋愛函数:北川歩実

ミステリよりサスペンスに寄った長編。 タック&タカチのように議論で二転三転するのでなく、新事実が次々出てくる類の二転三転で、読んでいて疲れた。 あと、オチがさっぱり理解できなかった、解説が丁寧にオチを説明してくれているのだけれど、未だにわか…

伝説粘るのメンドイ

ダークライは おくびょう 10〜11 28〜29 0〜1 24〜25 24〜25 31 で妥協。 無駄にある攻撃をイカして、ふいうち持たせようかな。 10まんボルト あくのはどう ふいうち みがわり こんな感じ?

ドンカラスの孵化は何だかやる気が……

ようき きょううん HP : 25 攻撃 : 31 防御 : 30 特攻 : 29 特防 : 29 素早 : 27 いじっぱりで孵化してたんですが、これで妥協。 育成計画的にはありえない(補正かかってるのに、最速じゃない)けど、努力値振らないしまあいいや。 ここらへんの素早さは、…

09年01月号

うらがアルッ! 話がズレますが、先生のお時間八巻買いました。 北川はテンプレレズだけど、凄く凄く好き。 それは、受け?側の視点が丁寧だからかなあ、と思う。 この作品も同じように面白い。 とらぶるクリック こういう話も書ける人なのか…… 少し見る目が…

乱鴉の島を読んだ

四行も感想が思いつかないので、てきとうに。 ミステリ的には凄く面白かった。 特に謎の引っ張り方が上手くて、一気に読みきれた。 とかそんなことよりも、やおい妄想の方に針が触れてしまって、あんまりミステリ的な楽しみを満喫できなかった。 冷静になっ…

泡姫シルビアの華麗な推理:都筑道夫

短編の名手都筑道夫の風俗を舞台にした短編ミステリ集。 ミステリとしては文句の付け所が見つからず、かといって真っ向ストレートな立ち向かい方で感想の書きようも無い。 ベストは、二十年以上前の作品なのに今風にキャラ萌えできる「宝探しをするシルビア…

理由:宮部みゆき

社会派?でサスペンスに寄ったミステリ。 一つのテーマを複数の視点から深く掘り下げていく手法が面白い。 ミステリ的にもフーダニットもハウダニットを重視せず、あくまで心理面を重視していている一貫性が読んでいて安心する。 ただもう少しだけ、ミステリ…

エルカザド感想

深いことは一切考えずに、伊藤静と清水愛のイチャイチャっぷりを楽しむアニメ。 という単純な内容も、ここまでドストレートに放り投げられたら満足。 エルカザドに限った話じゃないけど 「このキャラは声優さんありきだなあ」と思う基準と 「このキャラは本…

背の眼:道尾秀介

ホラーとミステリの間のような、ジャンルわけが難しい作品。 ミステリ的には京極やミッシングの流れだろうか。 正直、やおい妄想だけで読みきってしまった。 次作の評判がやたらと良いが、シリーズ作品を優先して読みたくなるぐらい、やおい要素が気に入った…

これから全部はじめよ! ご立派な

いや欲しいわ。 JPY。たつきです。 典型的な忙しい人でしたが、嵐の前の静けさ的なオヤスミが出てきました。 この時間を使って、新作を投下しようかなあ。 雑談ですが、鈴村健一さんが三月ぐらいにやっていたラジオ(放課後ラジオ)から、靴下が送られてきた…

08年11月

ひだまりスケッチ 藤堂さんの露出が多くなって嬉しいなあ。 最強少女ちゆき カンプナキってのが卑猥な言葉に思えてしょうがない。 チェルシー テンプレレズじゃない何かを感じた。 でもその何かを言葉にできない。 なんだろう、凄く大切なことのような気がす…

よけいこんがらがった

JPY。皮→重層→皮の順番で合成しちゃった、たつきです。 九月から書き始めた中村シリーズのヒロインと、ゆりしーが出演してるアニメの主役の名前が被ってビックリです。 (この時期はまだ作品名を覚えなくて良いってポアロのどっちかが言ってた) 最近ちょっ…

細々と設定を考える

こういうのって、中二っぽいと言われたのと、何より面倒くさいから最近やってなかんだけど わかりにくい! とも言われた。 よく考えると、そういう設定を表に出すのが中二病なのであって そういう設定を考えなくてもいいわけじゃないよなあ。 反省して本茂家…

ファンタジー書きたい欲

悪い意味で奈須っぽいのが書きたい。 固有名詞がバンバン出てくる感じのやつ。 うんこを檎魂とか言っちゃう小説。 全くもって忙しいわけじゃないけど、更新意欲がわかないです。 月末までには一本何か投下したいなあ。

かまいたちの夜×3 五点(五点満点)

サウンドノベル最初期からのシリーズの完結編。 ミステリとしては、地味なロジックから大掛かりな物理トリック、そしてシリーズとしてのトリックに叙述トリックもありと大満足。 過剰なまでに詰められたミステリ要素はもちろん、シリーズを通して描かれるキ…

ホームランド一週目の感想

思わず朝まで熱中してしまった。 ユメの世界編で一週目をクリア。 主人公がたまたま炎耐性持ちだったので、余裕でクリア。 ラスボスよりもやまのぬしの方が遥かに強かった。 ゲームとしては言うことなし。 ほどよく強い敵に、ほどよいレベルの上がり方。 特…

ホームランドを買ってきた

オンラインに繋がないと、幾つかのシナリオがプレイできないようだ。 かといって、色々用意するのも億劫だし、GCは押入れの奥にしまってWiiでプレイしてるし。 ブロック君で2時間ほどプレイした。 PSOとかモンハンみたいなノリを想像していたけど、きち…

ぱろでぃわぁるど:ゆうきまさみ

ミステリでも何でもない、ゆうきまさみのパロディ漫画。 古本屋を巡りに巡ってようやく購入できたので、嬉しくてこんな記事を立ち上げた。 アーリーデイズに再録されてから見つかる辺り、物欲センサーってのは現実にもあるのだなあ、と感じた。 ミステリの感…

試験に出るパズル:高田崇史

パズルをテーマにした短編集。 ミステリよりも明確にパズラーに寄った作品。 論理少女でも思ったが、論理で解決できると明示されているものを、論理的に解くのはどうもミステリとしては薄く感じてしまう。 ベストは森も絶賛している坊主の話。

人形幻戯:西澤保彦

超能力をテーマにした本格パズラー短編集。 作者も語っている通り、シリーズキャラを外から見る視点が導入されているのが面白い。 ある意味タック&タカチのウサコにも通じる所があって、作者なりの拘りを感じる。 ベストは「彼女が輪廻を止める理由」ミステ…