2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
我孫子武丸デビュー20周年を記念して、読み返した長編本格ミステリ。 トリックは物理トリック一本、動機は逃げた感じ、犯人当てはベタに裏をかいている。 特に犯人当てでそのトリックを使うなら、動機をしっかり練って小説的な面白さを出して欲しかった。 た…
「やらされてまーす」 ってSSを書いてたら土日が終わった。 ヤング×神谷よりも、ヤング×伊福部のが好きだから、 気づいたら方向性が変わってて、性欲の恐ろしさを知った。 JPY。たつきです。 最近、我孫子を読み返してます。 0の殺人はいいなあ。 こういう気…
「キライじゃないですが、ボクはホラーの方が……」 「ホラー? ダメダメ、あんなのフェアじゃないじゃん」 「いえ、ですから、本格じゃないのだから、フェアじゃなくてもですね……」 「なに言ってるの? 小説はフェアじゃないと駄目に決まってるの! そんなの…
後期クイーン問題をSF的ガジェットでわかりやすく解説している、長編ミステリ。 作品のネタ自体は「黒い仏」や「木更津」という類例が思いついてしまう。 そのミステリとしては評価しにくいが、小説としては面白く、是非名探偵の別のストーリーを読みたいと…
タテトプス しんちょう♀ HP : 26 攻撃 : 16 防御 : 31 特攻 : 9 特防 : 31 素早 : 13 HPは遺伝しにくいから、この程度で妥協。 耐久だしまあ大丈夫だと思いたい。 何か致命的な確定死があれば別だけど、もともと四倍多くて死ぬときは死ぬからなあ。 努力値配…
チュンソフトのゲーム「金八先生伝説の教壇に立て!」の九話十話をより掘り下げた、青春小説。 作中で謎だった桐谷とチハルの関係が「サドマゾ」という定義の中に押し込まれてしまったのが、非常に残念。 物語としてそこは「名前も形も無いもの」*1だからこ…
二章のために一章があり、三章のために二章がある、三つの視点から描かれる長編倒叙?ミステリ。 一つの事件を三つの視点で追うのではなく、一章では第一の事件を、二章では第一の事件の謎解きと 第二の事件、三章では第二の事件の謎解き、といった問題編と…
使い込まれたトリックをいかに美しく彩るのか? これがミステリ作家らしさ、だとボクは思う。 それこそ、ダイイングメッセージを死の間際に思いつけるように いわゆる一発ネタを思いつく可能性というのは、ダレにでもあるのだと思う。 けれど、それを何度も…
「こんにちは、ヤング不由美です」 「いやー、不由美さん」 「なんですか、福家くん」 「あついね!」 「……あついけれども!」 「……」 「あついけれども、それを言うだけなんだ!」 「他に何があるって言うんですか?」 「そんなん一杯あるやろ」 「たとえば…
企画・構成 中西一彦 平田政憲(株式会社チュンソフト) 編集・執筆 柴原みちる 木野友一 林紘史 畑中央(有限会社スタジオエム) デザイン 佐久間利佳(有限会社佐久間総合企画) 撮影 奥山清紀 制作協力 落合信也 伊東幸一郎(株式会社チュンソフト) 安孫…
弟切草 ○オリジナルゲームノベルス八百比丘尼の斎 古きよきゲームブック。 誤植の豪快さは、DS2の公式パーフェクトガイドにも通ずるものがある。 注文済み。 ○映画 EDがTHE YELLOW MONKEYということしか知らない。 未見。 ○漫画 いろいろあるらしい。 一つ注…
ミステリではなく少年チャンピオンで連載していた少年漫画。 作品自体の感想はとくになく、何も思うことはなかった。 だが打ち切られ、日の目を見ることのなかったエピソードを「小説」で発表するというスタイルが衝撃的だった。*1 *1:あっ三行しかない!
本当にうれしい。 もうどうしようもないぐらいうれしい。 ああ、もう本当うれしい……
みたいなことを考えたけど、ノベルゲームはともかく アドベンチャーの方向はプレイ経験が浅いことに気づいた。 1.画面をクリック 総当り式アドベンチャーゲームでよくある手法。 「まさかこんなところをクリックするなんて!」と思わせたいのだと思う。 この…
捻りの無いミステリ的な展開に、推理もひったくれも無い選択肢、あかほりさとる*1、トリックは物理トリック一本のみと、ミステリとしての魅力は乏しい。 選択肢と因果関係のはっきりしないバッドエンドが多すぎて、何度もフローチャートを呼び出したくなった…
常日頃からこうやって小説の感想を書いたり、自分もアホみたいなウンコ食べる話を書いてるんだけど これには驚いた。 http://www.kyoto-minpo.net/archives/2009/06/01/post_5784.php >> 『草枕』には、戦争をする国の国民には個人の自由が抑制される様が…
ANOSは面白い。 そこには、謎解きの面白さもあるし、物語の面白さもある。 もちろん、ADV業界、ノベルゲ業界はまだまだ市場が活発で 逆転裁判もあれば、チュンソフトもあれば、Fogもいるし、須田ゲーも出るし、神宮寺シリーズだってもちろんあるし、インフィ…
富士見ミステリレーベルの中でも断トツに本格度が高いシリーズの完結編。 この作品もこれを完結作に相応しい出来がと言われれば疑問を覚えるけど、読んでいる間は楽しめた。 ミステリとしてはともかく、小説やキャラクタの話はしっかりとまとめていたので、…
はじめに ももスウィ四巻を購入。 ももシスよりも下品じゃないイメージがあったけど、下ネタ多し。 ただ、さすがに10年以上四コマやってるだけあって、捻りが聞いててすばらしい。 以上、きららと何の関係もない話でした。 ツバサとらいある ゲスト回から面…