「はいどうも、ヤング福家です」

「こんにちは、ヤング不由美です」
「いやー、不由美さん」
「なんですか、福家くん」
「あついね!」
「……あついけれども!」
「……」
「あついけれども、それを言うだけなんだ!」
「他に何があるって言うんですか?」
「そんなん一杯あるやろ」
「たとえば何があるって言うんですか? いいえ、何もありません」
「あるわ!」
「ないですー」
「ありますー」
「ないない、ないですー」
「ありあり、ありますー」
「うっとうしいやつなあ、ほんま。暑いから暑いと言って何の問題があるんですか」
「ないよ、ないけども、タレントやん?」
「そうですよ? はいどうもヤング福家です」
「こんにちは、ヤング不由美です……じゃなくて!」
「なんなのーもー、暑いものは暑いんだから、しょうがないでしょ!」
「だからって、全裸はまずいでしょ全裸は!」


(OPテーマ)


「はいねー、というわけで、あらためてこんにちは、ヤング福家です」
「福家さんの全裸が見苦しいです。ヤング不由美です」
「みぐるしくないやろ!」
「みぐるしいっつうねん! このショボチンが!」
「デカいわ! チンコだけはデカいっちゅうねん! なんならチンコ以外は小さいわ!」
「タレントとしての器量とかな」
「人としての器とかもな」
「けれどもー?」
「チンコはデカい!」
「って言うてますけど、正直普通ですよ、福家さん」
「普通じゃなーーーーい!」
「いや、今こうやって見てるんだから、普通ですって」
「普通じゃなーーーーーーーーい!」
「そんなに言うなら、リスナーに聞いてみましょうよ。福家さんのチンコがデカいかどうか」
「よっしゃ、聞いてくれ」
「じゃあ、まず測るんで、こっち着てくださいよ」
「おう」
「ちっちゃいなあ、7センチて」
「ばか!おまえ、これは非戦闘モードだからだろ? 侍が鞘にカタナ入れてなかったら日常生活おくれないでしょ?」
「まあ、確かにそうですね」
「だからちょっとしゃぶれや」
「えー、むちゃくちゃですねもう」
「むちゃくちゃじゃなーーーーい!」
「いやおかしいでしょ、なんでボクなんですか」
「だって、お前しかおらへんやん」
「そんなことないですよ! 向こうに一杯いるじゃないですか」
「いいや、お前しかおらん」
「いや、だから、そこにいるでしょ! そこに!」
「いや! いない!」
「いるってば!」
「いない!」
「なんで!」
「俺の目にはお前しか映っていないからだよ!!!!」



JPY。たつきです。
さすがに実名で書くのは、問題だと思ったので、仮名にしました。
福家は大倉崇裕の名探偵から、不由美は小野不由美からとりました。


今は芦辺の短編集を読んでいます。
最近四行感想が雑だというのは、自分も重々わかっています。
つうかね、四行って無理があるんですよね。
1年以上やってきて、何を今更言うんだと思うかもしれませんが
四行て!


二行ぐらいでいいよね。