2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ポケモン熱が燃え上がってきた。

ヒードランの厳選中。 晴れPTにこいつはよさげ。 天敵のドラゴンをりゅうのはどうで狩り、厄介な炎をだいちのちからで狩るのだー!!! ボーマンダはハイドロポンプ覚えるし ガブやフライゴンはじしん覚えるし ラティはなみのり覚えてるかな? 猿はインファ…

それでも町は廻っている 石黒正数 四点(五点満点)

ミステリ脳の主人公が登場するだけで、ミステリではない。 けれど、ある種のメタミステリのようにも読める。 現実を通じて探偵(ミステリ的思考?)を描いて、それを空回りさせることで、もう一度現実に引き戻されるような、不思議な感覚を味わった。 ベスト…

ポケモン牧場をはじめました

これは面白い。 ぼけーっと眺めながら孵化したり、本を読んだりすると、少し幸せになれる。 あいもかわらず、タネボーの孵化。 とりあえず構成を リーフストーム だいばくはつ にほんばれ あくのはどうorだましうち こうげき252 すばやさ調整 残りとくこう …

夏の夜会:西澤保彦 五点(五点満点)

西澤らしい実質議論だけで広がっていく展開が面白い。 記憶の不確かさ、というミステリで扱うにはどうしても触れそうになる後期クイーン問題の方向にはぶれずに、小説としてまとめている。 確かに意外な事実やどんでん返しはあるものの、それらは小説の結果…

御神楽少女探偵団 その一 大林憲司 三点(五点満点)

シリーズ完結編がまさかのアダルトゲームという、衝撃のシリーズのノベライズシリーズ第一作目。 何か優れている点があるわけではないが、本編と同じように一定のクオリティは保たれていると思う。 大正という時代を上手く生かした萌え描写も面白く、ミステ…

川の深さは:福井晴敏 三点(五点満点)

自衛隊という目線から世界での日本の立ち位置などの、社会的なテーマを扱ったアクション小説。 ミステリとして色はほとんどなく、主人公が謎に挑むという形式が少しサスペンスタッチで描かれている程度。 アクション小説、と紹介したが少し歪んだ形の青春小…

2008年08号

モチカリの新作がいい加減に読みたい 藤原未來も書かないし、少女漫画を読む意欲がどんどん落ちていくなあ。 と思っていたけど、新作が面白いから感想もう一度はじめようと思う。 スキップ・ビート モー子さんはいい人だなあ。 年単位ぶりぐらいに、モー子さ…

古参で「〜〜を知らないのに○○を語るなよ」って言う奴を見返して自分も新参を煽りたい人向けに、おさえとくべき作品をまとめてみた(エロゲライター編)

代表作は当然やっているものとして、それ以外にってことです。 主にこの記事は「古参に馬鹿にされたから、俺も新参を馬鹿にしたい」という歪んだ欲望を持った人たちに向けて書いています。 なので、新参が相手にしないような今じゃ活躍していないライターは…

13人目の探偵士:山口雅也 五点(五点満点)

短編連作のような独特の構成の長編。 作品の構成も面白いが、加害者が連続殺人の被害者に間違われるという、事件の構成も面白い。 また、どこかクラインの壷やドグラマグラを思わせるような小説としての展開もあり、ぎっしり内容が詰まっている。 ただ事件経…

KUNIEに関して少し考えてみる

ゆうきまさみって作家は今書いている作品と前作や前々作を、上手くテーマ的に繋ぐことが非常に上手いと思う。 たとえば、パトレイバーで警察の「仕事」に対して言及して、その上で主人公の無力さを描いたら(パトレイバーはここで終わる) 次はじゃじゃ馬で…

さよなら純菜、そして不死の怪物:浦賀和宏 五点(五点満点)

青春ミステリ(?)の最前線走るシリーズの五作目。 もうすでにミステリでも何でもない、ただの青春小説の体で展開しているが、非常に面白い。 だが、モノアイが好きでかつZが好きなのに、ハンブラビのプラモを買わない辺り主人公は永野デザインが好きじゃな…

この島でいちばん高いところ:近藤史恵 一点(五点満点)

ミステリというよりホラーやサスペンスに近い長編小説。 自分の読み込みが足りなかったのか、一体なんなのか全く理解できなかった。 青春小説なのかサスペンスなのか、なにかしらの作者の思想を伝えたいのか、それともミステリなのか。 もう少しわかりやすく…

オタクと一般人?の境界線に「作者を人格のもった一人の人間だと思ってるか否か」ってのがあると思う

少年誌の漫画のオタク、というか少し読み込んでる人の 「はいはい、赤松の千雨ヒイキがはじまったよ」 とか 「ダイラーの考えた清隆様や赤バラさまはつよいんですねー」 とか 「リア充の細田はオタクのことを考えろよ少しは!」 とか(これ漫画じゃないな) …

わが身世にふる、じじわかし:芦原すなお 三点(五点満点)

ミステリの体で展開する甘甘夫婦小説、にも読める安楽椅子物の短編集。 ベストは過去と現在の謎を上手くリンクさせた「いないないばあ」かな。 料理とミステリというと、北森鴻のシリーズでも描かれるが、こちらは調理の過程も描かれているためか文章での表…

三宅作品に対するちょっとした考察

ヒロインの横のつながりを書くことと、そのヒロインのシナリオ外でそのヒロインが登場することはまた違う 葉鍵オタらしく、葉と鍵の話。 クラナドとリトバスはヒロインの横のつながりが書かれていて こみパすばる、TH2PCささらはヒロインのシナリオ外でその…

レイニー・レイニー・ブルー:柄刀一 五点(五点満点)

表題作のトリック?というかオチの衝撃さで文句なしの満点。 この表題作は小説としてもミステリとしても面白い上、それぞれの短編をまとめる楔のような役目も果たしている。 他には仮面人称の非常にヴィジュアル的なトリックを上手く小説にまとめた点もすば…

拍手もらうのは嬉しいけど

何か一言でもいいからコメント書いてもらえると、より嬉しいです。 ってことぐらい誰でもわかることで、それをわかった上でコメントが書かれていない以上 コメントする価値がないってことぐらいは、重々わかってます。 JPY。見えない敵と戦っているたつきで…

女王国の城:有栖川有栖 四点(五点満点)

新本格を代表するシリーズの待ちに待たされた新作。 フーダニットのロジックも当然面白いのだけど、キャラクタ周りの描写やオチも立派に小説している。 形式的に青春小説の体をとっていた一作などとは違い、しっかりと小説らしく仕上がっている。 本格ミステ…

都会のトム&ソーヤ5 IN塀戸:はやみねかおる 四点(五点満点)

RRPG(リアルアールピージー)を題材にしたジュブナイル。 個々のネタは前例がいくつか思いつくが、これをゲームという枠組みの中で上手くジュブナイルらしく昇華していると思う。 大オチである名探偵=犯人は見事に引っかかった、少しこのシリーズを舐めて…

まりんとメランの軽い感想

頑張れまりん おまえは萌えキャラなんだ 頑張れ! というわけで、年明けからちょこちょこ見てたまりんとメランを見終えました。 かみちゅもR.O.Dもそうだけど、主人公がそらもう可愛い。 思わず手に汗握って、応援したくなる。 この応援したくなるってのが、…

八木剛士 史上最大の事件:浦賀和宏 三点(五点満点)

ミステリとは言いがたい青春小説のシリーズ。 ただ史上最大の事件に関してはミステリらしいミスリードも効いて、続きが気になる。 シリーズ四巻になって、ようやく自分の能力に自覚的になってきたのも次回作への引きを感じる。 そんなことより、Z好きの大半…

A先生の名推理:津島誠司 二点(五点満点)

ジュブナイル調の安楽椅子探偵物。 名推理と題うっているが、倉知淳の猫丸先輩の空論や同推論のような印象。 ロジックよりもトリック、トリックよりも奇妙な謎といった具合で、謎ありきで作られている。 もう少し地に足がついた作品が好きなので、点数は低め…

まーりゃん先輩も好きだし、鳥坂先輩も好き

だけど森田先輩は好きじゃない。 だからADでまーりゃん先輩ルートを通るのが怖い。 JPY。たつきです。 福井版∀を読んだ。 ガンダム全体の中でもかなり好きな∀だけど この福井版が一番好きかも。 ユニコーンは逆襲のギガンティスと矛盾が起きないなら読もう。

マテリアル・クライシス:仁木健 三点(五点満点)

平凡なキャラクター小説のようで、独自の世界観を描いた上での社会的なテーマを扱っている作品。 本格ミステリとは違う、サスペンスとしてのミステリ的魅力が十分ある。 独自の世界観は制限が多く、これからのシリーズ展開でこの縛りをどう扱うのかという楽…

TOD その二を更新しました。

TOD その二 http://aukusoe.blog104.fc2.com/blog-entry-11.html コメントや概要に関してはまとめを観覧ください。

腕貫探偵:西澤保彦 二点(五点満点)

自作の完全無欠の名探偵を少しリボーンして、現実味のある設定で仕上げた、ようにも読めるけどそうでもなかった。 安楽椅子探偵がアドバイスだけをして、謎の解答や実際の解決は相談者本人がするというスタイルを貫き通せてないのが面白くない。 ミステリと…

未来にキスを 満点

もし身近なミステリファンが「エロゲにも面白い作品があるって聞いたけど、どれが面白いの?」と悩んでいたら、是非これを進めたい。 前作であるセンスオフとセットでプレイしないとミステリ的な衝撃が薄れるのですが、これ単体でも抜群。 と長年(?)思っ…

真女神転生IをVCではじめました。

WIIはやっぱり楽しいね。 WIIのソフトはほとんど遊んでないけど。 とりあえずアホみたいに強いケルベロスが離脱するところまでプレイ。 カオスタン(萌えキャラだよねこの子)が持ってる銃が強いのでカオスルートに行こうかなあ。 可愛い可愛いジャックフロ…

死神の精度:伊坂幸太郎 五点(五点満点)

今まで僕が読んだ伊坂作品のベスト。 ミステリ的な魅力ではほとんど評価の仕様がないが、小説として面白い。 小説単体としても面白いのに、ミステリの枠組みを使おうと、そこで戦おうという精神が一番の見所。 あんまり言葉を尽くす作品ではなく、ありのまま…

のの美捜査中:重野なおき

四コマミステリの金字塔と言っても大げさではないと思う。 漫画だから出来ることや、四コマ漫画だから出来ること、そして何より漫画としての面白さを強く感じた。 終わりに近づくにつれ、ミステリ色が弱くなったのが非常に残念。 萌え四コマというムーブメン…