「他人は信用しない、でも自分は信用しよう」 これだと思う。 歩が最後に何を取り戻したのかの答えは 「自分を信用すること」で、他人もそうしてくれることを祈っている。 という形かな。 つまり、十字界でストラウスが意思だけを残して死んでいったのと同じ…

※信者補正有り 仮想歴史ミステリ、という後に同作者のヴァンパイア十字界に繋がる変わったジャンル。 ただ単に構成だけを見ると安楽椅子探偵なのだが、あくまで解釈は解釈でしかなく解答ではない、という結論が独特。 特に解釈を読者に委ねるのではなく、依…

英雄伝説VIはじめました。 ドロシー萌えなんですが、どうにかならんかなあ。 ジャンプで連載してる「スケットダンス」って漫画を読むときに アッセンブルインサートのラブ＆パワーか、飯田線のバラードを流すと気持ちよく読めることを発見しました 誰か実践…

書き下ろし新作漫画もあるので、連載読んでる人も買いましょう。 もう何が面白いって説明できないぐらい面白いんで、買って確かめて。

忙しいとかじゃなくて、ゲームを消化してるだけです。 もっと！委員長の発売までには再開予定。 単行本買おうね、面白いからさ。

ビックリするぐらい、普通の小説。 ミステリでも何でもない、ただの小説としか言いようが無い。 ただ最後のある意味物凄いハッピーエンドがとても好き。 エロゲを例に出すのはどうかと思いますが、未来にキスを好きにはたまらないオチでした。

過去と現在、と時期系列を明確にした上でのおなじみの複数視点で展開するミステリ。 この時期系列を明確にしているため、必然的にトリックは人物の方だろうな、とわかっていたものの引っかかってしまいました。 トリックとしては申し分ないんですが、小説と…

各々のパートが一箇所にまとまっていく過程が面白い群集劇。 まとまっていく過程にごくごく軽めの叙述トリックがミステリらしいともいえる。 今作でも言及されている後期クイーン問題だが、前作と同じように解答を避けて放り投げている印象がある。 もちろん…

後期クイーン問題にも少し触れる、独自設定物の本格ミステリ。 特筆すべきは独自設定のルールの多さと、それらが一点に交わる収束感だろう。 特にこの収束感はこの筆者が得意とする業で、デビュー作である今作でも十二分に発揮されている。 ただ後期クイーン…

現実的にに考えたら ちゃる＆よっち：むーむー まーりゃん・シルファ・ミルファ・奈々子：三宅 郁乃：枕 こんな感じだとは思うんだけど、これじゃあ、まるいの出番ないし 各々が平等であるべきとは思わないけど、アンバランスだし。 （メギドが枕流、TtTPS3…

ノベルゲームを超えるアドヴァンスドノベル、ANOSシリーズの最新作*1にして最高傑作。 ノベルゲームという媒体に関しては、もうこれ以上のトリックは残されていないんじゃないだろうか、と思えるほどありとあらゆる可能性を見せ付けてくる作品。 特にゲーム…

ただ単に叙述トリックが使われてるだけのエロゲームブック、ミステリではない。 叙述は叙述なのだが、シリーズ（M×S）や過去作品（☆矢）などを踏まえた上での叙述なので、ちょっとトリックとは言いがたいかも知れない。 最近の作品に例えると霧舎の霧舎学園…

読むほうのことなんて知るか！ 小説ってのは映画や漫画と違って開示できる情報量が少ないの！ だから、一人称って形で主人公*1の心情を掘り下げていく形で、ゆっくり情報を公開していかないと 読み手が疲れるかなあ、っていう心遣いなんだよ！ 正直言って、w…

ミステリの体裁だけ取り繕った、ハーレムゲー。 もちろん本格でもないし、過程のサスペンスが優秀なわけでもないため、ミステリよりはエロギャルゲ、人によっては恋愛小説として楽しい作品。 という評価が一般的なようですが、個人的にはミステリとして言う…

幼稚園児がハードボイルドする短編集。 設定だけを聞くと、単なるゆるミスや日常の謎物と思われそうだが、まっとうな本格。 ごくごく軽めの叙述トリックもあったりと、もりだくさんな内容。 特異な設定を生かしたミステリをしているものの、少々物足りないた…

（ミステリ作家としては）マイナーの中のメジャー所だと勝手にカテゴライズしている、夏緑のファミ通文庫での長編ミステリ。 富士見ミステリのシリーズが、かろうじて本格の枠組みの中に居たのに対して、こちらはオーソドックスなサスペンス。 意味深なタロ…