2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『二人は忘れない』を更新しました。

『二人は忘れない』 http://aukusoe.blog104.fc2.com/blog-entry-17.html コメントや概要に関してはまとめを観覧ください

天使な小生意気:西森博之 五点(五点満点)

ラブコメありアクションありの王道恋愛漫画にして、一種の謎解き漫画でもある長編作品。 作品の主題が単なるファンタジー設定で解決せずに、キャラが理詰めで考察していく様はまさにミステリ。 特に記憶操作というミステリでは禁じ手の一つを、きちんと処理…

美味しんぼ探偵局だれがラーメンを殺したか:雁谷哲

料理をテーマにしたミステリ、と思いきや、料理をテーマにした料理小説。 ミステリ的な要素は何一つなく、しいていうならほんの少しだけ、もう極々わずか、サスペンスのテイストがある。*1 痛烈(?)なふうの社会風刺も、醤油が不味いという読者にはよくわ…

火の神の熱い夏:柄刀一

オーソドックスながら手堅くまとまっている長編ミステリ。 短い本文のほとんどが、議論に費やされてるだけあって、理詰めが地に足ついてる。 ただ、その議論が一転二転するわけではなく、自分でも考え付く範囲で納まっているのが残念。 当然犯人の指摘などは…

姑獲鳥の夏:京極夏彦

今更あれこれ言う必要のない、記念碑的な長編ミステリ。 過剰すぎる事件と関係のない議論は、ある意味西澤の過剰な議論と対の関係にあるのかもしれない。 SF世界でないのに、作品だけの独自の論理を貫くためだけに文量を割く手法は今読んでも新しい。 それだ…

08年09月号

ひだまりスケッチ 美術課2-Aの男女の数は 男11人 女19〜21?人 いつか矛盾が出たときにこれ見よがしに言うのはやめておきましょう。 火星ロボ大決戦 超えろ! 超えろ! 超えろ! とらぶるクリック!! 去年だか一昨年だかに人間クーラと題して、抱き合ってた…

大会終わったらANOS注文するよ

だから、ネタバレはやめてね。 主にメッセの人への私信です。JPY。たつきだ。 GBA産の色パッチールを使って ゆびをふる カウンター あくむ さいみんじゅつ というネタポケを考える。 努力値振るの面倒そうだw GBA産の色ポケはレアなので、それらしさを出そ…

20世紀少年:浦沢直樹 三点(五点満点)

新興宗教をめぐるサスペンス長編漫画。 子供の頃の記憶が鍵になっているミステリで、西澤保彦の夏の夜会と切り口が似ている。 夏の夜会と大きく違うのは、会話劇だけで成り立っているわけではない点。 その会話や議論以外の部分に面白さを感じられなかったた…

狼の寓話:近藤史恵

タイトル通り、作中作の寓話がキーになる長編ミステリ。 裏表紙の有栖川のコメントが大げさすぎで、逆に期待が削がれた。 作中作を利用したミスリードや、本筋と関係ない極々軽い叙述トリックなど、本格とは少し離れた要素が面白かった。 上手く時事ネタ(?…

鉄人奪還作戦:さとうふみや

横山光輝の漫画史に残る名作を原作とする漫画。 残念ながら原作はパラ読み程度しかないので、作品を理解しきれなかったかもしれない。 鉄人よりも周りのキャラクタが魅力的だった。 ショタコンという言葉もあるし、こういう読み方で特に問題はない、と思う。

光る地獄蝶:愛川晶 五点(五点満点)

栗村夏樹シリーズの第二長編。 作者らしい作品の端々にある会話が、最後の一点に集約していく手法が相変わらず見事。 事件の内容や解決よりも、百合ん百合んなストーリーに目が行ってしまい、キャラ萌えで読みきってしまった。 作者の意図した読み方とは違っ…

リーインカーネイション:宝生茜 四点

これを本格に分類はできないが、ミステリはミステリ。 あらすじだけを読むとよくある本格っぽいが、実際はただの小説。 これが面白いかどうかは兎も角、密室の謎がどうでもいいなら、中盤の密室講義は必要ないと思う。 こういうミステリの上っ面を再現しただ…

四感が適当すぎるので

来週は頑張る。 JPY。たつきです。 もうすぐANOS6がでるけど、財布の都合で八月まで買えません。 なのでネタバレはやめてね。 書くことがないわけじゃないけど、今日はそれだけ。

犯罪は二人で:天藤真

連作ではなく純粋な短編集。 表題作を一作目とするシリーズが面白かった。 麻耶の木更津悠也と同じような展開をこんな古くからやっていて感慨深い。 他の短編集もきっちり小説している物が多く、ミステリとしてでなく小説としてもしっかり楽しめた。

間違えてブラウザのお気に入りを消してしまった。

書類に間違えて祖母家の電話番号を書いてた。 ああ、恥ずかしい。 自宅の電話番号って忘れやすい。 ハラボーのMOTHERの二枚目の2トラック目が大好きです。 JPY。たつきっす。 プラチナも出るし、ポケモン熱を上げている。 特殊アタッカーダーテングの孵化。 …

昆虫探偵:鳥飼否宇

昆虫世界を舞台にした本格ミステリ短編集。 昆虫世界ならではの論理や、昆虫ならではの一発ネタなど、ほかにない特徴がある。 それだけでなく、過去のミステリのパロディも含まれていて、非常に盛りだくさん。 ラストの後期クイーン問題に少し踏み込んだ内容…

マジカルストーンを探せ:関田涙

ガチガチのトリックに寄った作風から、児童文学への転進を果たした第一作目。 さすがにメフィスト作家だけあって、ただの児童文学ではないミステリらしさは感じる。 だからといって、それが面白さに直結していないのが、いろんな意味で関田涙らしくて大好き。…

本読む時間がないわけじゃないけど

心に余裕がないだけです。 JPY。たつきっす。 http://xn--lck1a8b2i912txp4c.mtmk.jp/ このアドレスって何か知ってる人います? 履歴にあったんだけど、普通に飛んでも何も表示されないし、ぐぐっても引っかからないし。 こういうのがあると叩かれてるのか何…

密室の鍵貸します:東川篤哉

ギャグが入った語り口が面白い長編ミステリ。 小説よりもトリックに寄っている。 ミステリや小説としてよりも、烏賊川市シという都市を舞台にしたシリーズの幕開けとして評価したい。 ライツヴィルしかり、葉崎市しかり、都市がしっかり書けているミステリは…

放課後ローズ:船越百恵

警察物の長編ミステリ。 どちらかといえば、ラノベ調のキャラだが、中々にしっかり警察物をやっている。 捜査の過程が主題で、謎解きは軽め。 キャラクタが可愛らしく、萌え萌えできたので、そちらの方向で頑張って欲しい。

リトルバスターQを買うのか買わないのか、それが問題だ

小野坂さんの演技は最高や!(べしゃり暮らしのヴォミック) JPY。たつきです。 トリガーはクリア。 ノリでクロスを買ったけど、リトルバスターQが買いたい欲が止まらない。 携帯ゲームはポケモンがあるんだけどなあ。 安いし買おうかなあ、脚本の人も絵の人…

トリガーは順調

虹やらなにやらを捜索しながら、レベル上げ。 メンバーは カエル エイラ ルッカ ルッカをクロノに変えると物凄い安定するんだけど ルッカスキーなので無理。 (一週目は妥協しようかなあ JPY。たつきです。 リトルバスターQやりたい熱は冷めない。 やりたい…

灰色の砦:篠田真由美

建築家探偵シリーズの第四長編。 本格とキャラクタ小説の折り合いを上手くつけているシリーズで、今作は少し青春小説より。 ラストシーンは、青春小説としてもミステリとしても印象的で面白い。 ショタっ子にハァハァしたい人なので、残念ながらあまり評価は…

トリガーPS版をプレイ中

カエルは可愛いなあ。 腐女子の人の気持ちがよくわかるよ。 JPY。たつきです。 表題と関係ないんですが、リトルバスターQを注文しようか悩んでいる。 (主に送料的な問題で とらぶるが結構好きなので、プレイしてみたい。 何より、今日日攻略サイトの一つも…

逆転裁判(漫画版)四巻まで 黒田研二

法廷物のゲームのコミカライズ。 本職のミステリ作家がやっているだけあって、ありがちな推理漫画ではなく、ミステリとしてしっかりした出来になっている。 ベストは2巻の逆転のショータイム、きぐるみに関するロジックがよかった。 ゲームの演出やキャラク…

犬はどこだ:米澤穂信

二つの視点から描かれる別の事件が、一つの事件に集約していくタイプの長編ミステリ。 同じ作者のクドリャフカの順番でも上手く利用されていた「登場人物間の情報の差異」がもどかしくて、楽しい作品。 京極夏彦とは違い、読者と同じ視点にたつ探偵が常に存…

おジャ魔女どれみシリーズ挿入歌使用頻度ランキング

おジャ魔女どれみ・副読WEBPAGE( http://www6.airnet.ne.jp/tera/doremi/index.html ) さんの情報を参考に挿入歌が使われた回数を調べました。 ルピナスの子守唄やすい〜とそんぐABCなどの歌い手の違いは集計していません。 どれみが歌っていようと、おん…

千年岳の殺人鬼:黒田研二・二階堂黎人

モジュラー形式が上手く働いてる長編ミステリ。 まったく別々の描写がラストの一点に集約していく物語の構成が非常に面白い作品。 そこも十分面白いのだが、占いにまつわるガッチガチのロジックが自分は一番気持ちよかった。 ミステリ要素以外の部分の魅力は…

黄昏の罠:愛川晶

栗村夏樹シリーズ第一弾の長編ミステリ。 叙述あり、ロジックあり、アリバイ崩しありで、ミステリ要素が盛りだくさん。 どれもある程度の水準を保っていて、普通に面白い。 ただ、手堅くまとまりすぎていて、この作品だけの魅力に欠けているようにも思えた。

しこしこと小説を書く

擬音はダブルミーニングです。 ダブルミーニングといえば、第六回?アニマックス大賞の作品を視聴した。 「タカネの自転車」ってタイトルで タカネ(主人公の名前)と高値が掛かったダブルミーニングだった。 中身はアニマックス大賞らしい作品だったと思う…