2008-07-31 天使な小生意気:西森博之 五点(五点満点) 四行ミステリ感想 ラブコメありアクションありの王道恋愛漫画にして、一種の謎解き漫画でもある長編作品。 作品の主題が単なるファンタジー設定で解決せずに、キャラが理詰めで考察していく様はまさにミステリ。 特に記憶操作というミステリでは禁じ手の一つを、きちんと処理している所がすばらしい。 20巻という長丁場のほとんどを、主人公たち六人のキャラクタで引っ張っていく力強さも面白く、文句なしの満点。