2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ポケモン不思議のダンジョン めざせ!光の冒険団 プレイ日記その三

光の〜 と書いているが、炎の〜も購入。 これでクラニンでのプレゼントの権利もゲット。 「かつやくのあと」の物によっては、嵐の〜も買おうと思う。 家族が夏休みも終わりかけなため、ようやく腰を据えてプレイ開始。 今作のレベル1ダンジョン「さいごの○○…

Remember11

人格転移現象というSF設定をあつかった、長編小説ではなくゲーム。 これがミステリであるかどうかは議論の必要があるだろうが、ラストの一点に驚きを集中させる構成はミステリ的だと感じた。 ただ、その驚きのハウダニットはまだ理解できても、ホワイダニッ…

向日葵の咲かない夏:道尾秀介

ホラーのようなサスペンスのようなミステリのような、長編小説。 萌え描写なのか、叙述トリックなのかと疑いつつ読み進めて行き、結局叙述トリックに行き着いて一安心、と「妹の口調」にはハラハラさせられた。 けどこれが、ただの萌え描写でしたー、言葉遣…

黒笑小説:東野圭吾

笑える?小説の短編集。 ミステリではなくて、真っ当な小説ばかりの短編集。 ベストはストーカー入門、狂った人たちの論理ってのは読んでて面白い。 こういう普通の小説は感想書くのが難しいなあ。

魔王 伊坂幸太郎 一点(五点満点)

政治に関する議論を具体的にすることで物語が展開していく二部構成の長編小説。 議論の過程を二部構成にし、二通り描くことで結論に至るアプローチが違えども、といった趣が出ていた。 また小説としても明確な結論を出さないことが結論、という姿勢は好感が…

最近のゲーム事情

据え置き ○ポケダン光 家族がモンハン3に嵌っているので、あまりプレイ時間がとれない。 今は「ダークライ」「ポリゴン」「バタフリー」「コダック」のチームで持ち込み可に潜っている。 純粋にレベルが足りずにジリ貧になることが多いので、腰を据えて経験…

鷲見ヶ原うぐいすの論証:久住四季 二点(五点満点)

後期クイーン問題を扱った本格ミステリ、のような雰囲気だけはする長編ライトノベル。 ミステリとしてはベタすぎる使い古されたトリック*1に、独自のSF設定を絡めたのは面白いものの、それを衝撃の結末! のように語られても困る。 特に嘘を確実に見抜く探偵…

CANAAN 07話「慕漂」感想

スポーツ的な何かが延長して放送されなかったので、ニコニコ生放送で視聴。 こういう動画サイトを使うのは、なんだか躊躇してしまうのだけど まあ会社一緒だしいいかな、と割り切った。 リャンチーの意味深な行動、カナンの能力の喪失と話の筋は大きく動いた…

悪意:東野圭吾 五点(五点満点)

徹底的にホワイダニットに焦点を当てた長編本格ミステリ。 今まで読んできた東野圭吾の作品の中で、もっとも「本格らしさ」を感じた。 ミスリードが”前提”にある犯人の独白というのが面白く、探偵に捜査されることを見越した一種の後期クイーン的問題への取…

サークル:北島行徳

ミステリ風に描かれる普通の長編小説。 精神病という社会的テーマと、罪の背負い方を青春小説風に描く、二つの視点が交互に描かれ、最後には収束していく。 青春小説パートは、作者お得意「引きこもり少年」の成長が地に足がついて描かれていて先が気になる…

CANAAN 06話「LOVE & PIECE」感想

前振りの回で、特に感想はない。 428事件から数えて何回目だ! ってぐらいのマリアが捕まえるエピソード。 428では縦野に捕まっただけなんだけど、CANAANからはやたらと捕まってる印象があるなあ。 マリアは合気道の達人で女子ボクサーにも勝てるぐらい強いん…

辻村深月:ぼくのメジャースプーン

独自ルールに基づいたSF要素と青春要素が色濃く出ている長編ミステリ小説。 復讐の是非、そしてその内容の議論が延々と続き、結論よりも議論の段階が非常に面白かった。 特に面白かったのが、宮部みゆきの火車や誰か、東野圭吾の第二の希望のような「キャラ…

QED ベイカー街の問題:高田崇史

シリーズの中の異端作で、ホームズを扱った長編歴史?ミステリ。 実際の殺人事件と歴史上の謎が交差するのが見所で、二つの謎が意味を持って繋がるのが上手い。 ただ、この構成は確かに面白いのだけれど、それぞれを単品で見るとそれほど意外性のあるトリッ…

CANAAN 05話「灯ダチ」

新しく出た用語「ボナー」は「アンブルーム」と同じような意味かな。 マリアとカナンの和解っていう、重要なシーンだったのにあまり言葉は費やされず。 脚本じゃなくて演技でそれを読みとかないといけないのかな? ミノさんが今までの情報をゲット、ユンユン…

読子さんは俺の嫁 でググると幾つかヒットしたおめーらに言っておきたいことがある。

http://s.luna.tv/search.aspx?q=%22%e8%aa%ad%e5%ad%90%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%af%e4%bf%ba%e3%81%ae%e5%ab%81%22&d=&s=0&gl=jp&hl=ja&channel=channel003 読子さんはお前らと恋愛しねーよ。 たとえばさ、「かがみんは俺の嫁」とか「長門は俺の嫁」とか「…

ポケモン不思議のダンジョン めざせ!光の冒険団 プレイ日記その二

スタッフロールまでクリア。 ポケダン的にはいつものメンツながら、シナリオ補佐でおなじみの田中絵美子がいなかった。 空ダンのSEが彼女で、開発が同時期だったとか 新作がホムラン2で彼女がメインライターとか 色々妄想は沸くんで、チュンソフトの不思議…

秘密:東野圭吾

ミステリではなく普通の長編小説。 中身に関しては、全くもって真っ当な小説でそれ以外感想が出てこない。 本編も確かに面白いし、満足できたけれど、それ以上に広末涼子の解説が非常に面白かった。 それにしたって、小学生のハンドジョブを断るとか、東野圭…

ポケモン不思議のダンジョン めざせ!光の冒険団 プレイ日記その一

三つ目のダンジョンまでプレイ。 かつやくのあとで言うと「ポケモンタワーをおぼえた」ぐらい。 まず、一番気になった3D化によるもっさり感に関しては トルネコ3よりはマシなものの、若干感じる。 けれど、オプションで早いに設定すれば、それほど気にならな…

網にかかった悪夢―影の探偵と根津愛:愛川晶

自称本格ミステリ長編。 正直言って、使い古された叙述*1トリックに、使い古されたどんでん返し。 特に小説としての山も谷もない、はっきり言って愛川晶一番の駄作。 これを本格と自称するから、六月六日生まれの天使みたいなトリックを思いつけるんだろう。…

ポケモン不思議のダンジョン めざせ!光の冒険団 購入したよ日記(※プレイまでたどり着けず)

ショッピングチャンネルで光の冒険団を購入。 光にした理由は 1.部屋技持ちが多い電気タイプが仲間になる 2.トゲピーが好き 得に部屋全体攻撃の「ほうでん」を覚えるポケモンが電気タイプには多いから 部屋技持ち対策、モンハウ対策を道具に頼らなくていいの…

退職刑事:都筑道夫

読み返すと面白いミステリは数あれど、何度読んでも飽きないミステリといったらこれしかない。 短編ミステリの最高峰退職刑事の第一集。 言ってみればこれが短編ミステリのお手本で、面白さの基準がこれになるぐらい、大好きな作品。 ベストは妻妾同盟、セク…

CANAAN 第04話「呉れ泥む」感想

428メインテーマ、千晶登場、ボーナス02の回想と原作の色が濃かった04話。 サンタナはどうやら、夏目やカナンと同じ組織だった模様。 ただ、現在は能登を守ることだけを考えている様子。 再度強調された「憎しみの連鎖」というキーワード。 カナン、アルファ…

パラレルワールド・ラブストーリー:東野圭吾

ミステリよりは大きく小説に寄った長編小説。 記憶、バーチャルリアリティという切り口だと、どうしてもクラインの壷が浮かんでしまうが、それとは全く違った切り方だった。 現在と過去が交互に書かれるスタイルは絶対に叙述トリックだ! と構えていたのだけ…

ゲームの攻略本か説明書にはスタッフをのせとけ

シレンDSのスタッフロールに田中絵美子さんを発見して、少しうれしくなった。 (ポケダンの脚本書いてる人の片割れね) チュンソフトスタッフ遍歴。 という記事を書きたくて、スタッフに関する情報を集めようとしたのだけど ビックリするぐらい、情報がない…

嘘をもうひとつだけ:東野圭吾

加賀恭一郎シリーズのミステリ短編集。 どの短編も追い詰められる犯人の心理と、それを追い詰める刑事のロジックという点が見所なのに、五編とも違った切り口で飽きることは無かった。 犯人の心理を文章で描写しないことで、より強く描写した「第二の希望」…