網にかかった悪夢―影の探偵と根津愛:愛川晶

自称本格ミステリ長編。
正直言って、使い古された叙述*1トリックに、使い古されたどんでん返し。
特に小説としての山も谷もない、はっきり言って愛川晶一番の駄作。
これを本格と自称するから、六月六日生まれの天使みたいなトリックを思いつけるんだろう。

*1:というほどでもない