三宅作品に対するちょっとした考察

ヒロインの横のつながりを書くことと、そのヒロインのシナリオ外でそのヒロインが登場することはまた違う
葉鍵オタらしく、葉と鍵の話。


クラナドリトバスはヒロインの横のつながりが書かれていて
こみパすばる、TH2PCささらはヒロインのシナリオ外でそのヒロインが登場しているだけ
なんじゃないかな、と最近考えている。



三宅作品の特徴として別ヒロインのシナリオで、あるヒロインが自分のシナリオでないにもかかわらず魅力的に書かれることにあると思う。
特にこみパすばるの由宇とちゃん様は、テーマ的な決着はこのシナリオで行われている。
TH2ADミルファイルファとかも。
TH2ADシルファはむーむーっぽい気がする)


だから、こみパすばるを指してひとつのシナリオでいくつものヒロインを動かすのが上手いと称するのはどうかなあ。
これはただ単に、メインヒロインをサブヒロインとして活躍させているだけで
メインヒロインとシナリオ外ヒロインを絡ませているわけではないと思うのだ。


むしろ、ヒロイン同士の関係がクラナドリトバスに近いのは
天使のいない12月じゃないかなあ。