CANAANと428「憎しみの連鎖を断ち切るということ」

428の小説としてのテーマは何? と聞かれたとき
大沢親子や遠藤親子の家族愛であるとか、正義のあり方とか、色々な意見が出ると思うけど


なんといっても最終章でマリアの出した結論
「憎しみの連鎖を断ち切るということ」に尽きる。
これは、ミノさんシナリオの「許すこと、信じること」にも通じていて
この二人がCANAANでのレギュラーキャラなのは決して偶然じゃないだろう。


さて、428事件の記憶を失っていて、アイデンティティが断絶されているものの
マリアは「カナンと一緒にいるため」に「明確な自我」を持っていることを証明しようと、「憎しみの連鎖」を断ち切ったわけだけど


CANAANでもマリアはアルファルドを撃つ選択肢は選ばずに、カメラという自分の武器で戦うことにした。


ただ、ここで終わったんじゃあ428事件をなぞっただけで、CANAANで再度やる意味はないよなあ。


と、他人の感想とあらすじだけで適当な記事を書いてみた。