食糞サスペンスが書きたい

連休なので、クレしんの映画を一通り見てみました。
戦国、大人、ブタのヒヅメ、ヘンダーランド、カスボー
辺りよく評価される作品だと思いますが、僕は暗黒タマタマが好きです。


なので、タマタマだけ二回見たのですが、そのときに思いつきました。
食糞サスペンス」


というわけで、予告編。


-赤井きらら捜査中- 驚愕の食糞サスペンス

「我慢フィク」が流出してしまった。
このニュースは瞬く間に署内に響き渡った。
それに伴い「我慢フィク回収チーム」が外部に結成されることになった。


そのチームに選ばれた私立探偵「赤井きらら」は世界を救うため、限りなく多くの人糞を食べることになった。


「我慢フィク」はバナナに似た形状をしている細菌兵器である。
特筆すべき特徴は「排泄されて始めて人間の害となる細菌になる」点である。
排泄というプライベートな行為に的を絞ったことにより、民間人に広く損害を与えることに特化している。


「我慢フィク」は唾液や胃液と反応し直腸を通ること、すなわち食事と排泄により毒物「水二蛾」へと変化するのだが、この毒物への対処法もまた「食事と排泄」である。
排泄物から「水二蛾」が散布されるまでのわずかの間に、排泄物ごと「水二蛾」を食べれば、再度消化と排泄のサイクルをたどることで、毒性はなくなるのだ。


つまり、糞を食べる以外「我慢フィク」を抑える手段はないのだ。


「我慢フィク」が流出した先である、喫茶店で「バナナジュース」か「バナナパフェ」を食べた者を追跡。
そして、ターゲットが排泄を始めたらそれをすぐに食べる。
それが「赤井きらら」にかせられた任務だった。



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……ダメ?
ダメだよねえ。
っていうか、流出先が分かってるなら、閉鎖させろよなって話しだし。