2007-11-30 青井夏海:陽だまりの迷宮 三点(五点満点) 四行ミステリ感想 大家族をテーマにした短編連作。 ミステリ要素は日常の謎ばかりな点と短編連作というスタイルから、ある程度の予想がついてしまう定番の展開。 それを裏切らない今作ですが、他の作品と違い叙述トリックによって上手く主人公の成長という小説的魅力強調している。 ミステリ的な魅力に少し欠けたているかもしれないが、それを補うほど大きい小説的魅力が面白かった。