若竹七海の葉崎市。
東川篤哉の烏賊川市。
山口雅也のパラレル英国。
谺健二の神戸。
みたいな感じの、街を扱ったミステリのシリーズについて色々考えてる。
(しまそんの都市論とは特に関係ない……と思う)
まずそもそも「街を扱うミステリ」ってどういうことなのか? って定義付けができないから
そんな大そうなことじゃないんだけど。
例えば、有栖川の作家アリスは京都を扱っていると言えなくもないけど
京都を扱ったミステリとは言えないと思う。
タック&タカチはかなり微妙な線な気もする。
単発だけど、上遠野の禁涙境事件は街を扱っていると思う。