ガーディアン:石持浅海 四点

独自設定を利用したロジカルな謎解きが魅力の前編と、サスペンス調の後編からなる連作集。
人の心理と論理の組み合わせという、石持らしい魅力は他と比べると薄く感じた。
けれど、SF設定を上手く物語に落としこめていて、小説としては面白かった。
ミステリ的には前編、キャラクタの魅力では後編と、二つとも違う視点で楽しめた。