カンニング少女:黒田研二

あまりにも軽すぎる青春小説。
カンニングという題材は、いわゆる知識トリックや物理トリックの類で、読んでいて唸るような物ではなかった。
小説らしさを出そうとしている青春パートも、非常に軽くあっさりしている。
くろけんらしいちゃらしいけれど、短編であっさりまとめた方が美味しそうなネタだった。