謎亭論処:西澤保彦

タック&タカチの第二短編集にあたる、本格ミステリ短編集。
ミステリの質がどうとか、シリーズ物としてキャラクタの心情がどうのこうのよりも「ウサコが結婚する」という未来が語られるだけで、その全てが吹き飛んでしまう。
結局、ウサコはレズビアンではなく、バイないしはヘテロだったってことかなあ、キャラクタをカテゴリ分けすることに意味はまったくないだけに、どうもシックリこない感じがしないでもない。
だからって、依存でのウサコの気持ちがウソになった、とか言うつもりはさらさらないけど、さらさらないけど……


……ミステリの感想でも何でもないな。