デバックガール:北島行徳

ミステリではなく、ゲーム会社を舞台にした普通の小説。
それにしてもさすが428の北島、バケツの北島である。ネットのスラングで言うなら「スイーツ(笑)」な女の子にハッキュンドッキュンさせる展開は、もうまさに新ジャンル。
バケツやサークルでも見せた、幸せなハッピーエンドではなく何か一つ心に残る物がある、みたいなオチも見事で物語の〆方だけ見ると一番好き。
こう考えると、何だかかCANAANのラストまで北島節に思えてくるけど、さすがにそれは関係ないか。

Fateの小ネタがあったのは、428でのコラボを連想させて今思うとなんだか面白い。