2009-09-16から1日間の記事一覧

追憶のかけら:貫井徳郎

サスペンス仕立てに物語が一転二転と展開していく長編ミステリ。 作中作である自殺した作家の手記の出来が非常にすばらしく、サスペンス部分以上にそちらが面白かった。 相変わらずミステリとしてはサプライズに寄り過ぎていてあまり楽しめないが、それを補…