2009-09-19から1日間の記事一覧

家族の行方:矢口敦子 一点(五点満点)

失踪者の探索というサスペンスな展開の長編小説。 ミステリ的には要素がほとんどなく、所謂衝撃の事実とミスリードだけでよく400Pももたしなあ、と逆に関心してしまう。 ただし、小説としては真っ当で、家族というテーマを多彩な視点で様々な答えを出してい…