火蛾:古泉迦十

宗教をテーマにした長編小説。
あまりにもスゴすぎて、よくわからいのをさらに通り越して、やっぱりスゴいと思う作品。
本格としても小説としても、しっかりとしていて、話の筋だけを考えると半端じゃない面白さ。
ただ、読み進めるのが億劫になるダルさを感じたのは、本読みとしての僕の資質の無さみたいなのを感じて、嫌な気持ちになった。