奇跡島の不思議:二階堂黎人 二点

フーダニット一点勝負の本格長編。
この冗長な文章が盛大な伏線に繋がるに違いない! と自分に言い聞かせて必死に読んだ。
それをあざ笑うように、拍子抜けな落ちだった。
こういう平坦なキャラクタが延々と無駄に長い日常パートをやるぐらいなら、萌えなりやおいなりの要素があった方が何倍もマシだと思った。