プレイ日記。忌火起草解明編。 その二「そもそもホラーって何が楽しいのさ」

青、茶、紫までクリア。
そこまでガッカリするゲームじゃあないとは思うけど、褒める所も難しいなあ。


青、茶と通じて「京介」という死んだ人間が元凶になっている点は、
パトレイバー劇場1を彷彿とさせて、中々に楽しめた。


話は、綾辻とか若竹とかが片手間で書いたホラー小説を思い出してしょうがない。
っていうか、これを言ってしまうとどうしようもないんだけど、
ホラーってそんなに面白く感じない。


小説みたいに何かしら自分に考えをゆだねられたり、ミステリみたいに明確なオチが着くならともかく
「特に細かい説明はしないけど、彼女がこんなこと言ってきたら怖いやろ!」って言われても
怖いけど、だからなに? としか思えない。
どうして、ミステリを読んでて「ドキドキワクワク」するかっていうと
その先に答えがまってるからで、答えも無いのにドキドキワクワクできやしない。


というわけで、無理やりにでも興奮するために、推理を重ねながらプレイしました。


青、茶に関しては、赤との設定が明確に破綻しているわけではない、と思う。


弘樹のが愛美を赤よりも好きならば、青へ
弘樹が香織を赤よりも嫌いならば、茶へ


といった感じで、弘樹の感情しだいで愛美の取る行動が変化して
ルートが変わるのだと推測できる。


ここで、ひぐらしの理屈を適用して、共通ルールを推測してみる。


1.サークルメンバーは死ぬ
 「ホラーだから」と言われたらそれまでだけど
 やたらと死ぬ、飛鳥や和子なんて毎回出番がほとんど無いのに死ぬ。


2.京介の残した意思が犯罪の引き金になる
 赤に関しては、消化不良でよくわからないけど。
 おそらく、京介が残した連続焼死事件の因子が沢山ばらまかれてて
 この強い意志で、どのルートでも犯罪が起こるのだと思う。


3.金曜日までの五日間の話
 まあこれは、ゲーム的な話かな。


つまり、事件がおきることなく、サークルメンバー全員が金曜日を迎えるには
京介の残した犯罪因子を全てつぶせばいいんだよ!!!


と、意気揚々と推理になってない推理をして、紫ルートに突入。


ぽかーっんとした後。
そもそも平行世界説自体が仮説なんだから当然なんだよね……
それとも、紫ルートが第三者からみた真実で
青茶はイマビキソウの幻覚なのかなあ……


多分、いつものルート変更による基本設定改変なだけだよね。
青茶がそれとなく矛盾なかったから勘違いしただけですよね。


そういう細かいことをほったらかしたら、今のところ一番紫が面白かった。
必殺! 床下返し! の辺りからの無駄なハイテンションや
聖水ぶっかけなどなど、読みどころが多くて、凄く楽しめた。
思わず、ハヤテ見忘れるぐらい楽しんだ。


残るは
緑 紺 ピンク 車内。
明日には終わるかな。