晩夏に捧ぐ:大崎梢

ミステリよりはキャラクタ小説によった長編小説。
ハウダニットありフーダニットありで、ミステリ要素自体はちゃんと入っている。けれど、どうにも薄く、特にフーダニットの根拠になる「指紋を残している」って推理がどうにもロジックというか議論を感じられなかった。
ただキャラクタ小説としては一線級。それこそ、アニメ化すれば萌え萌えキュンキュンさせられて、夏と冬にはレズビアンな同人誌がいっぱい売られるに違いない。
声優は生天目仁美と伊藤静でどうでしょうか? そしてラジオではキャラクタが神社に勤めているという設定で……