2008-05-14 写楽・考:北森鴻 五点(五点満点) 四行ミステリ感想 民俗学をテーマにした本格ミステリ短編集。 三作目にもかかわらず、ネタ切れやマンネリ感の見られない良シリーズ。 登場人物に変化が見られるものの、民俗学とミステリを上手く合致させており、シリーズ第一作目からのクオリティを維持している。 ベストは表題作、キャラクタの成長や他シリーズからの登場など、小説やキャラクタ小説としても面白かった。