ネムルバカ:石黒正数

青春物のようであり、百合のようであり、ジャンル分けが難しい漫画。
ジャンル分けは難しいが、けっしてミステリではない。
だのに、ここで取り上げるのはこの作者自身からぷんぷんと「ミステリをやってやろう」という気概をビシビシと感じるから。
ミステリ要素は一つもないけれど、どことなくミステリの匂いを感じる不思議な作品だった。