428〜封鎖された渋谷で〜 4:北島行徳

チュンソフト復活の狼煙を高々と上げた428のノベライズ最終巻。
追加シナリオにあたる「迷天使編」と428キャラ、特に阿智とひとみの一年後が描かれている。
迷天使編はさすがに一巻二巻の頃は、違和感があったものの、今ではもう「428世界」の立派な住人だと思えるようになった。
相変わらずカナン大好き大好きなマリアのストーリーが、通常とトゥルーの折衷案になっているのももの悲しくて◎。
この小説版から直にCANAANに繋がるわけではないが、「428」「CANAAN」と丁度一年近く続いてきたカナンとマリアの物語の「428」パートはこれで完結だと思うと感慨深い。
もちろん「CANAAN」パートは小説版や漫画版が控えているので、まだまだカナンとマリアの物語は楽しめるわけだけど。