万能鑑定士Qの事件簿 Ⅱ*1:松岡圭祐

エンタメ長編小説の下巻。ミステリよりはサスペンスやキャラクタに寄っている。
小説としては深いテーマもあり、社会派の様相も見せるのだが、いかんせん解釈を読者に放り投げてる感がある。
そこらへんのテーマなり物語なりに文量をかけてくれれば、軽い文体と相まってもっと楽しめたのになあ。
あと、漫画をやたらと侮辱したまま終わるのも不快。先日送ったあの言葉と同じ言葉を送ろう「すべての人が平等であるように、すべての本も平等です。」けだし名言。 ※コメントの指摘にて事実とは違う、読み方をしていることがわかりました。詳しくは下のコメントへのレスを見てください。


コメントへのレス。
>別に漫画侮辱してないでしょ。
>週刊角川って架空の部署が漫画に押されて負けてるからトップが文句言ってるだけで。
>作者本人が前に少年エースにかかわってて表紙絵もエースの漫画家さんが描いてるし。
>勝手に侮辱されたと思いこんで、けだし名言って。恥ずかし。


失礼いたしました、作者の松岡圭祐さんの意図を正しく読み取れていませんでした、読み手である私のミスです。
また、それと同時に感想の意図を正しく伝えられなかった、書き手である私のミスでもあります。
本当にすいませんでした。


私としては、作者本人が漫画を侮辱したとは思っておらず、作中登場人物が漫画に対してただ文句を言ったまま終わるのが不快に感じた。
ということを、書きたかったのです。
確かにそれに対して「侮辱」という過剰な単語を使ったのもミスですので、言い訳として成立していませんが、
決して松岡圭祐さん自身が漫画を侮辱した、と解釈したのではない。ということはご理解ください。




>三流でも物書き目指すならさ、ローマ数字は機種依存文字ってことぐらい知っておきなよ
>事件簿?になっちまってるよ 
>けだし名言キリッの前にさw


こちらもあわせて修正しておきました。
ご指摘ありがとうございます。