2D格闘ゲームにおける設置キャラの歴史。
カプコンとSNKと同人以外の格闘ゲームに疎いので、まったく情報がありません。
知っている方がいれば何か教えてください。
追記が長くなってきたので、最新の追記以外は文末に置き換えました。
追記(3/20午後)
首斬り破沙羅
秦崇雷
幻魔→幻庵の誤字
ワーロック
クリフ
アナカリス
ジル
フォースロマンキャンセル(システム)
オロ(天狗石)
ユリアン
モリガン
リリス
ヤン
チャン・コーハン
Cさん、奈々氏さん、tmpさん、 scarletさん、名無しさん、ぐだぐだDiary(’A`)さん、天涯の森さんの情報と指摘を元に追加および改正。
みなさん、情報ありがとうございます。
始めに
○設置物とは
本体(プレイヤーキャラ)とは別に攻撃判定を持つ技の総称。
そのため、極論を言えばソニックブームや波動拳も置物である。
なので「それと同時に本体も攻撃を行える」ことが、設置キャラになりうるかのポイントになります。
置物を持っていても、それと同時に攻撃を行えなければ、設置キャラとは呼べない、という理屈です。
ご了承ください。
○位置指定常時発動型
オーソドックスな設置。
ジェダの歯車、蒼月の浮月、マライアのコンセント、ユリアンのエイジス、アリスの人形操創などです。
特徴は、指定された位置に設置されるまで、当たり判定がないこと。
発動にスイッチがいらず、相手が触れただけで発動することなど、です。
○位置固定常時発動型
いわゆるトラップタイプの設置。
テスタメントの各種トラップ、ミリアのタンデムトップ、琥珀の植物、カイの空中Dなどです。
特徴は、出現位置が本体の周辺に固定されていることです。
中には相手が触れるまで画面に隠れているものもあります。
○任意発動型
なにかスイッチを入れないと、発動しない設置物がこのタイプです。
位置は問わずもう一度コマンド入力だったり、設置物の近くでコマンドだったりと、スイッチの入れ方も問題になります。
ヴェノムのボール生成、ジャギのガソリンやドラム缶、秋葉の獣を焦がす、長森の音符など。
設置物と本体との位置関係が問題になることもあるため、扱いが難しいタイプです。
※以下は置物的傾向はあるが少し意味合いの違うもの
○移動型
設置したにも関わらず、移動するのでは置物と呼べない。
という理屈はもっともです。
持続が長いだけの飛び道具だとする意見もごもっともですが
設置キャラの定義である「本体と置物との同時攻撃」が可能になってしまうため、仕方なくもうけた項目です。
オロの夜行魂、ヴェノムのダークエンジェル、観鈴の不幸の塊、レンの猫など。
○本体包囲型
本体を取り囲むように何かが全身を覆うタイプの設置物です。
特徴として、本体が動けば設置物も同時に動く点があげられます。
ストライダー飛竜のウロボロス、起名雪の雪兎、魔理沙のオーレリーズなど。
○第三者型
これは置物とは呼べない物が多いです。
自分の分身や仲間を呼び、本体と同時に攻撃を仕掛けるものです。
ガルフォードの各種パピィ、キャプテンコマンダーのコマンドーストライク、、ユダ様の各種必殺技、レッドアリーマーのデビルなど。
中には本体との同時攻撃が出来ない者もいますので、この項目に当てはまらないキャラもいます。
移動型と違いは、仲間に当たり判定があることでしょう。
X−MEN Children Of The Atom(1994年)
○スパイラル(任意発動型)
設置キャラの元祖は彼女でしょう。
のちにパーティーズブレイカーの彩にパクられ本体と分離し正確な意味で設置物となりますが、この段階では
「周囲に当たり判定の無いソードを設置、攻撃と連動してソードが飛ぶ」という、たんなる手数を増やす技になっています。
そのため、本体包囲型でありながら、任意発動という今考えるとどっち付かずの設置物です。
あくまで、設置→発動というワンクション置く、任意発動型の設置物の始まりであり、設置し常時当たり判定がある常時発動型は少し待たないといけません。
ヴァンパイ(1994年)
○アナカリス
名無しさんの情報を元に追加。
ヴァンパイアハンター(1995年)
○ガロン(第三者)
画面に何かを設置する、という意味で「自分の分身を設置する」キャラクターの始まりです。
○ドノヴァン(任意発動)
剣を設置しコマンド再入力で発射。
設置中は通常攻撃が変化する。
○アナカリス
本体が分裂して上半身と下半身で同時攻撃をしかられる。
ストリートファイターZERO(1995年)
○ローズ(第三者)
分身系。
サイバーボッツ(1995年)
○キラービー(位置指定常時発動型)
後にバレッタに受け継がれる地雷。
持続が非常に短いため、置物色は薄く設置物との同時攻撃や立ち回りでのプレッシャーという常套手段には使えない。
特に地雷であるため、空中に設置できないのが難点。
(地雷は後にユダ様にも受け継がれることになる)
○サイクロン(位置指定常時発動型)
キラービーと同じ地雷を設置するが、こちらの方が持続が長く。
さらに二つ同時に設置できる。
○ソードマン(位置指定常時発動型)
電磁ネットを設置できる。
持続も長く置物らしい置物だ。
○ワーロック
コメント欄のtmpさんのコメントを参照してください。
あすか120%マキシマ(1995年)
○豊田可莉奈(位置固定常時発動型)
位置固定常時発動型の始まりとなるキャラクターです。
同時にちびみずかに引き継がれる、位置の低い多段飛び道具ももっています。
位置固定であるため立ち回りより起き攻めで使用すべきでしょう。
最大の特徴としてセット中はゲージを溜めれる、という追加効果があります。
また設置から飛び道具や先読み対空に派生できるという、任意発動としての一面も持っています。
他の必殺技にも設置物と同じキャラを使うため、第三者としての面も持っています。
多段飛び道具、任意発動、ダメージ関係ない追加効果と初期の設置キャラでありながら、非常に多彩なキャラクターです。
(makaronisanさん情報ありがとうございます)
ストリートファイターZERO2(1996年)
サムライスピリッツ天草降臨(1996年)
○蒼月(位置指定常時発動型)
位置指定常時発動型の始まりとなるキャラクターです。
それ以前にもリムルルや幻庵といった後の置物キャラはいましたが、本体との同時攻撃が迫れるほど持続が長いのはこのキャラが始まりでしょう。
また前年にカプコンのサイバーボッツ(1995年)に地雷を使う機体がありましたが、それも持続が短かったと記憶しています。
設置物により相手にプレッシャーをかけつつ、ガードを見てから中下の二択を仕掛けるといった、置物キャラの基礎がこのキャラから生まれたのは、事実でしょう。
X-MEN VS. STREET FIGHTER(1996年)
○ベガ(移動型)
多段で移動の遅い飛び道具を撃てる。
スピードが遅いが爆発するまで当たり判定が無く置物色が濃い。
ストリートファイターIII(1997年)
○オロ(移動型)
おそらく、多段でかつ動きの遅い飛び道具の初出でしょう。
(それこそ動きの遅い飛び道具は弱ソニックがありましたが)
ギルティギアへ連なる「設置物と本体による同時攻撃」という意味合いはこのキャラから始まったかも知れません。
立ち回りでのプレッシャーを与える固定型と、固めにつかう移動型という二つの置物は
まさに、蒼月とオロという、カプコンとSNKの二つが分岐への道筋を開いたのです。
また、このときはまだゲージが必要で、普段からの立ち回りに使えるものでなかったことを、補講しておきます。
追記
同じゲージ技の天狗石はスパイラルと同じ手数を増やすタイプの技。
ストリートファイターIII2nd(1997年)
○ユリアン(位置指定常時発動型)
相手の飛び道具を跳ね返すという追加効果もついています。
ですが、ブロッキングがあるこのゲームでは大した意味を持っていないように思われます。
このキャラもオロと同じように、設置にはゲージが必要となっています。
当たり判定が指定箇所まで発生しないタイプと、発生するタイプの二種類がある。
○ヤン(第三者)
分身系。
マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター(1997年)
○ヴァリアブルアシスト(第三者)
後にエディやジョジョのスタンドやKOF99〜01のストライカーシステムへと昇華していくこととなる。
この作品では待機中の仲間がサポートする。
ヴァンパイアセイバー(1997年)
○ジェダ(位置指定常時発動型)
カプコンの設置物キャラの代名詞となり、後にジャムで猛威を振るうジェダです。
設置物により相手のガードを固め中下の揺さぶりをかけるための、ホバーダッシュだけでなく。
ガードを意識させ、ガード不能技への対処を鈍らせる、空中からのコマンド投げなど置物らしさをより強調しています。
ようやく、この作品でカプコン初のゲージを使わない置物の誕生です。
○バレッタ(位置指定常時発動型)
サイバーボッツのキラービーと同じような地雷を設置する。
マライアに受け継がれるボタン一つでの設置キャラ。
ただ持続が短いため、起き攻めに使っていくタイプの置物になっている。
○レイレイ
後に寝名雪に受け継がれる時間式爆弾を設置。
ゲージ技でかつ、自分にまで当たってしまうため、立ち回りに使うのは厳しい。
○モリガン(第三者)
○リリス(第三者)
上記二人は分身系。
ジョジョの奇妙な冒険(1998年)
○スタンド(第三者)
このゲームは第三者を呼び出し、本体との同時攻撃を仕掛けるというシステムが多くのキャラに内臓されています。
特徴として、MSHやマヴカプと違い個々のキャラクター固有の第三者技が存在することがあげられます。
今までの待機中のキャラに依存するのでなく、キャラ本人がそれぞれ独自のキャラを持っている点が後のエディや美凪に繋がっていきます。
○マライア(位置指定常時発動型)
ボタン一つで設置出来る点、コンボが安くなりがちな置物キャラを補うように、設置物を当てる毎に威力の上がるスパコン。
と設定だけ聞くと置物キャラの最高峰。
の割りにゲームシステム的に逃げに徹しないと相当シンドイ。
○花京院(任意発動型)
ボタンを離すまで設置可能、発動にスイッチが必要なタイプ。
置物キャラという印象はあまりない。
続編でEXキャラとして、恐怖を乗り越えた〜〜が追加される。
○アヴドゥル(任意発動型)
設置技で設置しないと無敵キャラになった。
という、何を言ってるのか、わからねーと思うを地で行くバグ技を持つ。
この記事であげられるキャラでは間違いなく最強。
○呪いのデーボ(第三者型)
スタンドシステムと違いゲージに依存しない点が少し他と違うキャラ。
後に藍原や美凪に受け継がれていく。
アシュラブレード(1998年)
○アリス(位置指定常時発動型)
作者は触ったことがないので、コメント欄のmakaronisanさんのコメントを参照してください。
MARVEL VS. CAPCOM(1998年)
○ヴァリアブルアシスト
○ロックマン(任意発動型および本体包囲型)
○ロール(任意発動型および本体包囲型)
どちらとも、サッカーボールを設置し、それに攻撃を当てるとボールが飛ぶ。
マヴカプをまともにやったことがないし、動画を見ることもないので判断できないのですが。
おそらく、使われない技だろう。
○キャプテンコマンドー(第三者)
本体との同時攻撃が不可能なため、置物色は限りなく薄い。
○ストライダー飛竜(本体包囲型)
スパイラルが任意で発動するのに対して、こちらは常時発動するタイプ。
そのため、本体と設置との同時攻撃が可能となっている。
リアルバウト餓狼伝説2(1998)
○秦崇雷(任意発動)
ゲージ技が設置物。
ボタンを離すと発動するタイプ。
詳細はコメント欄のcさんのコメントを参照してください。
ギルティギア(1998年)
○ミリア(位置固定常時発動型)
プレイしたことがないので、性能が今と変わっていなければ、の話です。
立ち回りにおいてプレッシャーをかける置物から、起き攻め時に相手にガードと読み合いを強制する方向へと傾いているキャラです。
豊田可莉奈と同じタイプですが、ゲームシステムと相まって非常に強力なn択をかけれます。
○ザトーONE(第三者)
第三者をシステムではなく個人のキャラとして、戦術に組み込んだ始まりです。
今まで、第三者をシステム的に導入(マヴカプ、JOJO)したり、個人が使ったり(キャプテンコマンドー)などはいましたが。
個別のキャラが、第三者を呼び出し「本体との同時攻撃」をしたのは、これが初めて。
キャプコマは呼び出したものの、本体は動けず同時に攻撃することが難しかったことを考えると、このキャラが元祖と呼んでもいいでしょう。
※上記二キャラが初代の時点では現在の傾向を持っていないとのご指摘がありました。
手元に青リロしかないので、それ以前のどこからこのような傾向になったのか(そもそもこんな傾向がないのか)に関しての情報をお待ちしています。
○クリフ(移動型)
多段の飛び道具。
ザ・キングオブファイターズ99〜01(1999年〜2001年)
○ストライカー(第三者)
仲間を呼び本体との同時攻撃をしかける、というシステムを根底にすえた作品。
そのため、全キャラが使える共通の戦術になっている。
Queen of Heart'99(1999年)
○瑠璃子(位置固定常時発動型および本体包囲型)
スパイラルの系譜、後に水のアルカナが包囲と固定の使い分けが受け継がれる。
弱だと固定され、中強だと本体を包囲する。
○マルチ(位置固定常時発動型)
98時代はボムの持続が短く、設置という印象が薄かった。
気がするのだけど、98が手元にないので確認できない。
誰か調べてください。
○HM-12
マルチのEXキャラ、ボムが時間による爆発で、相手が触れても発動しない。
あまり例のないタイプ。
○来栖川芹香(移動型)
○柏木初音(移動型)
この二人は置物というよりは、移動が極端に遅い飛び道具である。
○宮内レミィ(移動型)
○神岸あかり(移動型)
どちらもゲージを使わないといけない。
多段のため、オロの夜行魂の系譜といえる。
○藍原瑞穂(第三者)
呪いのデーボタイプの第三者。
この独自のゲージを持たない第三者は、遠野美凪に受け継がれる。
GUILTY GEAR X(2000年)
○ヴェノム(任意発動型)
ロックマンのサッカーボールをまともにした感じ。
通常攻撃が任意発動のスイッチになるという形式は奇しくも、同年発売のEFZ長森と酷似している。
(体験版の発表日がわかればどちらが先か明確になるのですが)
この画面上の設置物に攻撃を当てる任意発動は、非常にレアです。
他にもダークエンジェルなどの移動型も持っており
多段飛び道具による固め、というジャンルを形成しました。
この作品には多段飛び道具がカイなどにも追加されており、固めや強引に読み合いに誘う起き攻めなどの要素が多分に含まれています。
○ファウスト(アイテムによる)
この作品で追加された「何が出るかな?」が設置。
回復やダメージなど様々な種類があります。
特徴として、回復アイテムの場合相手も取れることでしょう。
○ディズィー(移動型、第三者)
観鈴にコピペされるふわふわと移動する単発の飛び道具に第三者を呼べる。
他にも通常攻撃が当たると爆発する泡など多数の飛び道具を持っている。
(泡が追加されるのはXX以降)
どちらも同時に展開でき、固めや遠距離戦にガシガシ使っていける。
MARVEL VS. CAPCOM 2(2000年)
○ジル(第三者)
Eternal Fighter Zero(2000年)
○長森瑞佳(任意発動型)
ヴェノムと同じ珍しめ任意発動タイプ。
音符を設置し、その付近で対応技を出すと炸裂するタイプだが
特徴として、飛び道具でも炸裂できる点と
ゲージを使用することで、一回だけでなく何度も炸裂する音符や、大きく炸裂する音符を設置できる点が上げられます。
何度も炸裂する音符をいくつか設置することで、音符の炸裂で音符を炸裂させ、連鎖的に何度も炸裂させることもできる。
元ネタはサイキックフォース2012のパティ。
○沢渡真琴(位置指定常時発動型)
移動型や位置固定型も設置できる。
特に移動型はオロの夜行魂と同じように移動する。
特徴として、位置固定型の設置物は攻撃されると消えてしまうことが上げられる。
○水瀬名雪
HM-12と同じ時間によって爆発するタイプ。
○川澄舞(第三者)
スタンドやエディの系譜を引く、本体との同時攻撃を元としたタイプ。
○里村茜(第三者)
キャプテンコマンドーの系譜、本体との同時攻撃はほとんどない。
○栞(第三者)
ディズィーと同じような第三者を呼び出す。
打撃とビームの二種類を呼び出せる。
パーティーズブレイカー(2001年)
○長谷部彩(任意発動型)
攻撃ボタンと連動して発動するタイプ。
弱だと本体に付随する本体包囲型となり、スパイラルと同様の効果だが
中or強で設置すると、その場に設置される。
そのため、スパイラルの難点であった、本体が空中にいるとき地上の相手に設置物が当たりづらい点を乗り越えている。
○立川郁美(任意発動型)
本体包囲型でもあるが、設置物自体に当たり判定がない。
彩と違い弱中強どれも本体に付随するため、あくまでスパイラルのように手数が増えるだけで
置物とは言いがたい。
○牧村南(位置固定常時発動型)
ごく普通に置物だが、特徴として
「当たり判定が時間を置いて何度か発生する」
「相手にのみ障害物となる」という要素がある。
そのため、擬似的に画面端に似たコンボを作ることもできる。
相手の動きを邪魔する置物は珍しく、類例は同じ渡辺製作所の翡翠の椅子とレンの猫だけである。
○ピーチ瑞希(第三者)
GUILTY GEAR X PLUS(2001年)
○ジャスティス(任意発動型)
追加入力で爆発する。
CAPCOM VS. SNK 2(2001年)
GUILTY GEAR XX(2002年)
○フォースロマンキャンセル(システム)
飛び道具の硬直をキャンセルできる。
そのため、飛び道具を持つ多くのキャラが飛び道具との同時攻撃を行える。
○メイ(任意発動型)
花京院と同じくボタンを離すことで発動するタイプ。
溜めておくことで発射するイルカの数が増える。
○ブリジット(任意発動型)
設置物が本体めがけて移動するため、移動型としての要素も大きい。
ボタン一つで置ける設置物を持っている珍しいキャラ。
同じマライアとの違いは、こちらは任意発動型でワンクッション必要な点。
そのため、結局発動にはタイムロスが生まれています。
○テスタメント(位置固定常時発動型)
設置後見えなくなるトラップタイプ。
ゲージ技を当てると設置物を強化できる。
移動型とカラスによる第三者も持つ、オーソドックスな設置キャラ。
基本過ぎて前説に書いたにも関わらず、羅列に忘れられてしまった。
○ザッパ(犬憑依)(第三者型)
Eternal Fighter Zero BSE(2002年)
○神尾観鈴(位置固定常時発動型)
第三者、移動型も持ち合わせている。
ダメージを受けたり、設置物自体に攻撃を加えられたりすると、消えてしまう。
テスタメントと同じトラップタイプの系譜で、見えない設置物が特徴。
このキャラはホバーダッシュだけでなく、J強がジェダのコピペのためジェダの系譜でもあります。
ジェダのJ強と違い、非常にめくりやすいため、本家よりも強力になっています。
○遠野美凪(第三者)
エディやスタンドと同じ系譜だが、スタンドゲージがないのが特徴。
この系譜は藍原瑞穂から受け継がれている。
MELTY BLOOD(2002年)
○翡翠&琥珀(位置固定常時発動型、第三者)
パートナーによる第三者と、植物による設置の二種類を持つ。
○琥珀(位置固定常時発動型)
上記のキャラが分裂したもの。
そのため第三者はなくなっています。
○翡翠(位置指定常時発動型)
牧村南と同じくあたりが無く邪魔にだけなる障害物も設置できる。
位置指定型にしては珍しく同型の設置物を二つ設置できる。
○遠野秋葉(任意発動型)
EXキャラの赤秋葉も存在している。
普通の置物よりもかなり大きいが、空中への判定が弱い。
任意発動であることを割り引いても、大きさだけを見れば屈指。
○ネロ(移動型)
○ワラキアの夜(第三者)
Eternal Fighter Zero BME(2003年)
○天野美汐(常時発動位置固定型、移動型)
移動型はダークエンジェルのような多段飛び道具。
固定型はゲージを使用し、地面に広く散布する。
置物の散布がとても広く、秋葉と同じ程度の大きさで空中への判定が弱いという共通点あるが
こちらはゲージを使用し常時発動という相違点があります。
○UNKNOWN(常時発動位置指定型)
設置物を押すこともできる。
この一度設置した置物を動かすというのは、常時発動型には珍しい。
サムライスピリッツ零(およびSP)の蒼月が設置時に動かせるのに似ている。
○天沢郁未(第三者)
ザ・キングオブファイターズ 2003(2003年)
○まりん(常時発動位置指定型)
今作では二つ設置可能。
このような、常時発動位置指定型を画面上にいくつも設置できるのはまれで。
類例はアーチャーやアリスなど。
続編のXIでは、設置できる数を減らされてしまう。
ボタン同時押しによる突進技、が最初期の設置キャラキラービーと似ている点が面白い。
○アッシュ(移動型)
ヴェノムと同じ多段で相手を貫通するゲージ技を持つ。
GUILTY GEAR XX #RELOAD(2003年)
○カイ=キスク(位置固定常時発動型)
多段飛び道具であるHSスタンエッジもある、スタンダードなキャラ。
陳念と同じ空中でかつ本体の周りにのみ設置できるので、相手の飛び込みへのプレッシャーとして使っていく。
サムライスピリッツ・零(2003年)
○妖怪腐れ外道(位置固定常時発動型)
リムルルと同じように設置物を足元に発生させる。
持続が短く本体の周りに設置するため、立ち回りには使いづらいが、置物には珍しい下段判定。
設置物で中下というガード方向の強制するのは強力だろう。
さらに、投げキャラという個性も相まって、起き攻め時のn択はかなりのバリエーションになるだろう。
(makaronisanさん情報ありがとうございます)
東方萃夢想(2004年)
○射撃
このゲームは全キャラにボタン一つで発動できる射撃がついているため。
射撃との同時攻撃がほとんどのキャラが可能になっている。
そのため、明確に設置しているキャラのみを記載する。
○アリス・マーガトロイド(位置固定常時発動型)
位置固定を三つ設置できる。
また前述した射撃が人形を設置して、時間差で弾を散布するので、より置物色が濃い。
通常A攻撃が根本に判定が無いため、中距離戦を要求される難しいキャラだが
設置との兼ね合いもあり、置物キャラらしいといえる。
○十六夜咲夜
時間で発動するタイプ。
ゲージ技では時間を止めてナイフを設置することもできる。
○霧雨魔理沙(本体包囲型)
追加入力で当たりが発生する。
MELTY BLOOD Re:ACT(2004年)
○Vシオン(第三者)
○レン(移動型)
当たり判定がなく相手を押すだけの猫を出すこともある。
当たりがないが邪魔にはなる、という牧村南や翡翠の系譜である。
ザ・ランブルフィッシュ(2004年)
○シェリル(任意発動型)
マーカーを設置し、その後ワイヤーを飛ばす。
○バズウ(任意発動型)
障害物型の岩とボタンを離すと発動する岩を持つ。
後者は食らいモーション中でも発動できる。
サムライスピリッツ 天下一剣客伝(2005年)
○注釈
以前のシリーズから登場、以前のシリーズから設置の傾向があったキャラの詳細を求めています。
そのため、この作品が初出かどうか不明なので、年代に関しては信用しないでください。
○リムルル(位置固定常時発動型)
○幻庵
HM-12、寝名雪の系譜である時間発動型。
○首切りバサラ
詳細不明、情報求む。
北斗の拳(2005年)
○ジャギ(任意発動型)
ガソリンやドラム缶などを設置し、それぞれ任意の技で発動させる。
というような悠長なことをやれるシステムではないため、システム的に冷遇されている。
○ユダ(第三者、位置固定常時発動型)
第三者の要素もかねているため、設置物自身に攻撃されてしまうと消える。
Fate/sword dance(2005年)
○アーチャー(位置指定常時発動型)
ちびみずかと同じように、押すことが可能です。
Eternal Fighter ZERO -MEMORIAL-(2005年)
○起名雪(本体包囲型)
特徴として当たった相手を凍らせることができる。
MELTY BLOOD Act Cadenza(2005年)
○蒼崎青子(位置固定常時発動型)
アルカナハート(2006年)
○春日舞織(位置指定常時発動型、第三者)
弱と強で出すと固定されず、移動型となる。
第三者は同時攻撃は不可能、だったと思う、情報求む。
○リーゼロッテ(第三者)
○樹のアルカナ(位置指定常時発動型)
○風のアルカナ(位置固定常時発動型)
○水のアルカナ(本体包囲型、位置固定常時発動型)
付随した設置物を自立させることも出来る。
瑠璃子と似ているが、相違点は必ず一度は包囲を経由しなければいけないこと。
○愛のアルカナ(移動型)
最後に
今回はただ単に羅列し、一言二言コメントを書いただけですが。
いつか、どう系譜されていったのかという、系譜表を作ってみようと思います。
また単純な飛び道具キャラも羅列に含めてしまった点が、心残りです。
あと、時間を置いて書いてしまったので、ところどころ文章に違いが出ているのが、物書きとして恥ずかしいです。
今度はVSシリーズ(ガチャフォース含む)の設置キャラリスト何かも面白いかも知れません。
(スターゲイザーとファンネル以外いるの?とか思う人は、ガチャをやろう)
参考
たまごまごごはんさん 2D格闘ゲームの歴史についてしらべてみた。 http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20060710
2ch 格闘ゲーム板【設置】置物キャラをこよなく愛するスレ【置物】 http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamefight/1169917943/l50
あとがき
というわけで、置物キャラ特集でした。
サイバーボッツのキラービーが地雷出せるよなあ、とか
ダークエンジェルが置物ならアッシュもそうだろ、とか
弱ソニックだって置物さ、とか
サムスピ関連があいまいすぎ、とか
色々文句はあるけど、まあいいや。
VGとかあすか120%とかそこらへんの情報が不足しているので、誰か教えてください。
確か蛙使うキャラが置物っぽかった気がするんですが……
あと、何故だが置物キャラは多段空中通常技を持ってる、という説があるんですが
改めて見るとそんなにいませんね、多段空中通常技。
(まりんとマルチとジェダぐらい?)
どうでもいいですが、置物キャラが多数いるEFZの僕の持ちキャラは秋子です。
あれです、消火器はある意味置物なんですよ、当たりはおろか邪魔にするならないけど。
追記(3/19午前2)
ガロン
アナカリス
ドノヴァン
ソードマン
名無しさん、ハンターさん、aさんの情報を元に追加。
情報ありがとうございます。
追記(3/19午前)
翡翠
メイ
ザッパ
リーゼロッテ
を名無しさんのご指摘で追加。
三人とも羅列済みのゲームでしたが、忘れてました。
特にメイはあれが溜めておけるものとは長年ギルティやってきて始めてしりました。
どうも毎回タイミング良く出てくるなあと思ってたら任意だったんですね。
新たに障害物型と時間型を項目として追加した方がいいかもなあ。
追記(3/18午後)
ネロ
をYさん家には冷蔵庫がないさんのご指摘で追加。
正直かなり悩んだんですが、指摘されたので追加。
弱波動や弱ソニックはもちろん、だんだん戻りの早い小足すらも置物の一環じゃないかとか思えてくる。
追記(3/18午前)
テスタメント
ディズィー
をテスタさん、入谷のところさんのご指摘で追加。
既存キャラの書き忘れという大ボケでした。
追記(3/17午後)
バレッタ
レイレイ
アリス
呪いのデーボ
これらのキャラをmakaronisanさん、あざえるさん、地雷フリークさんの情報を元に追加しました。
どうもありがとうございます。
また、それに伴い各キャラのコメントを一部書き換えました。
追記(3/17午前)
豊田可莉奈。
妖怪腐れ外道。
カイ。
これらのキャラをmakaronisanさん、阿流布さんの情報を元に追加しました。
どうもありがとうございます。
また、それに伴い各キャラのコメントを一部書き換えました。