2009-01-01から1年間の記事一覧

極限脱出 9時間9人9の扉 ノナリーゲーム対策室その五 淳平を含む扉を開ける組み合わせ

ナンバー対応リスト 1:一宮 2:ニルス 3:サンタ 4:四葉 5:淳平 6:紫 7:セブン 8:八代 9:9番目の男 1の扉 568 淳平 紫 八代 1の扉 5689 淳平 紫 八代 9番目の男 1の扉 1567 一宮 淳平 紫 セブン 1の扉 15679 一宮 淳平 紫 セブン 9番目の男 1の扉 256…

極限脱出 9時間9人9の扉 ノナリーゲーム対策室その四 まとめ

ナンバー対応リスト 1:一宮 2:ニルス 3:サンタ 4:四葉 5:淳平 6:紫 7:セブン 8:八代 9:9番目の男 「1」の扉を開けられる組み合わせ 127 : 一宮 ニルス セブン 136 : 一宮 サンタ 紫 145 : 一宮 四葉 淳平 235 : ニルス サンタ 淳平 289 : ニル…

チョコレートゲーム:岡嶋二人

本格よりもサスペンスや小説に寄った長編ミステリ。 良い意味でも悪い意味でも、トリックも小説も伏線も軽く重厚さであるとか、複雑怪奇な謎では一切ない。 その分、親子愛だとか、子供の闇*1みたいな小説部分がわかりやすく伝わってくる。 それにしたって、…

トキオカシ:萩原麻里

ミステリではなく、ライトノベルの長編。 殺人事件が発生するものの、推理をしたりどんでん返しがあるわけではないので、ミステリ要素は一切無い。 記憶の剥奪やタイムスリップが何かしらのトリックに関係してくるかとも期待したけれど、Love以降の富士…

左90度に黒の三角:矢野龍王 三点(五点満点)

オーラスのトリックに一点集中した、本格ミステリ長編。 今までの作品と違って、驚かせよう、ビックリさせようという気概と、トリックは感じられたので少し点数をアップした。 ただあまりにもハウダニットに寄り過ぎていて、トリック一点集中にもほどがあり…

シンデレラ・ティース:坂木司

歯医者を舞台にした日常の謎物のミステリ短編連作。 ミステリではあるものの、変わった職業に由来する知識ネタ一本背負いが多く、本格にはほとんど寄っていない。 ただ、その分小説としてはしっかりと、恋愛の過程を描いていて、ミステリというよりは恋愛小…

なみだ学習塾をよろしく!:鯨統一郎

日常の謎を扱ったミステリ短編集。 小さいネタを短編とはいえ、小説に膨らませるのは、もはや手抜きというよりは職人技。 ネットのBBSと現実の掲示板を間違えたなんて、ポアロBBSの珍文にすらならないぐらい、小さいネタだよなあ。 空の境界からτになるま…

そして扉が閉ざされた:岡嶋二人

フーダニットに徹底的に拘った本格長編ミステリ。 徹底した議論に次ぐ議論で「論理の枝葉」をどんどん切り落としていく様は、まさに本格ミステリ。 舞台設定の面白さや、意外な真相よりも、このひたすらに議論する構成が読んでいて楽しくてしょうがなかった。…

誕生日記念クイズの正解発表その二。

あまりにもスルーされすぎて涙でてきたけど、ミステリ感想サイトだから! ここはミステリ感想サイトだから! と自分に言い聞かせてます。 問題その六 悪タイプの補助技「ちょうはつ」。 この技を悪タイプで覚えないポケモンは誰でしょう? A.ダーテング 問題…

タイトルマッチ:岡嶋二人

誘拐物の長編ミステリというよりは、長編サスペンス。 ホワイダニット、フーダニット、ハウダニットのどれも重視されておらず、犯人を追う過程であるとか、誘拐された子供の親の心境であるとかが小説している作品。 意外な真相で二転三転する類でもなく、全…

ANOS4Newはパズルなんかじゃない、ミステリだ! そしてノベルゲームでもアドベンチャゲームでもない。Advanced Novelだ!!!! ※アンテナやらRSSやらでタイトルを収得している人、ANOSのネタバレあるから注意してください。

ANOSはノベルゲームじゃなくて、アドベンチャゲームだから ミステリというよりはパズルに近い。 みたいなことを、何時だったか書いたけど。 やっぱり、ANOSはミステリだと思う。 ANOS6のオーラスもオーラスの大トリックは、当然ノベルゲームやアドベンチャゲ…

12RIVEN

9時間9人9つの扉に向けて打越予習企画の第四弾にして、Infinityシリーズの直系?の子供のノベルゲーム。 トリック自体は叙述一本背負いの上、フェアかアンフェアで言ったらアンフェアなトリックだと思う。 もちろん、本格ミステリではないのでその点だけで評…

海がきこえるの話。

今年はGWに忙しかったので、文化祭の時期に合わせて海がきこえるを視聴。 中学生ぐらいから毎年恒例なんだけど、今年からは大きいテレビで見るので、面白さも一際でした。 見るたびに発見があることでお馴染みの海がきこえるだけど、今年は 「里伽子」が持っ…

シャドウ:道尾秀介

叙述ありまっせ! って感じの長編ミステリ。 トリックは叙述一本背負いの上に、叙述も心の病に起因していて、小説としてはいいけど、ミステリとしてはなあ…… とミスリードさせておいての、真実は衝撃的で見事にだまされた。 二段三段構えの叙述トリックって…

金曜日恒例ホモ小説

少し早いかな、と思って出した炬燵だったが、思った以上に体は求めていたらしく、私もお父さんも彼もあっという間にコタツムリになってしまった。 彼が夕飯の支度をするの嫌がり、仕方なくイカの干物やらチーズやらを摘んでいたら、いつの間にか彼は眠ってし…

復讐者の棺:石崎幸二

これこそが新本格で、メフィストだよ! と叫びたくなるシリーズの第五長編ミステリィ。 そりゃ作家先生なんだからドレだけでも小説は書けるし、物語も書けるのに、あえて良い意味で手を抜く。 小説であるまえにミステリ、新本格ミステリとしては真っ当な考え…

スコッチ・ゲーム:西澤保彦

タック&タカチシリーズの第4長編にあたる、本格ミステリ長編。 作品の魅力である議論が非常に薄めで、タックの推理が真実なのかどうかをもっと議論して欲しかった。 ただ、今まで散々議論の末にタックが語る真実が出てきたのに対して、ほとんど無条件にタカ…

謎亭論処:西澤保彦

タック&タカチの第二短編集にあたる、本格ミステリ短編集。 ミステリの質がどうとか、シリーズ物としてキャラクタの心情がどうのこうのよりも「ウサコが結婚する」という未来が語られるだけで、その全てが吹き飛んでしまう。 結局、ウサコはレズビアンでは…

予定表。10月21日まで。

初期入力値 観測台数 観測区間長 乱数による発生 出発間隔 速度 計算に必要な値(説明が難しいな) 車頭間隔 出力 希望到着 実質到着 希望旅行 実質旅行 今日は出発間隔を発生させて、それぞれの車に格納するところまでやろう。

黒の貴婦人:西澤保彦

タック&タカチシリーズの第三短編集にあたる、本格ミステリ短編集。 依存への前置きとなるウサコ視点の短編があるので、刊行順を無視してコレを依存より前に読んでおきたい。 また、依存以後の物語が少し語られたりなど、ミステリとしての面白さはもちろん…

予定表

目標。『12月頭までの論文完成』 締め切りにはかなり余裕があるので、毎日確実に一つずつ終わらせていこうと思う。 10月21日まで。 1.既存プログラムのJAVAへの移行 →コンパイラとかのインストール 済 →配列 → 一様乱数の発生 →0〜2が発生した場合の処理の議…

パズラー 謎と論理のエンタテイメント:西澤保彦

タイトルどおりパズラーに拘った本格ミステリ短編集。 ベストは退職刑事のパステージュ、贋作『退職刑事』、これがしれっと、退職刑事の文庫に収録されていても、いつもどおりの面白さだなあ、と流してしまいそうなぐらい完璧だった。 ミステリ的には断然「…

傷物語:京都の二十歳

シリーズ二作目にして、前作の前日談にあたる、長編ライトノベル。 全編バトル! バトル! バトル! で戯言シリーズ後半と同じジャンプマンガノリだった。 ウルトラ可愛い忍野メメと主人公の絡みが一杯で大満足。 ミステリとしては特に何も無し。

偽物語:京都の二十歳

シリーズ三作目にして、一作目の後日談にあたる、長編ライトノベル。 御手洗がいない石岡、京極堂がいない関口、香月がいない木更津などなど、ミステリらしいテーマを扱っている。*1 このように、ミステリとホモカップルというのは切っても切れない関係なん…

化物語:京都の二十歳

アニメが大好評なもう京都の二十歳ではない人が書いた短編集。 ベストはままミステリとして読める、二本目のまよいマイマイ。 そのほかはミステリではなく、キャラクタ小説やライトノベルの趣が強いものの、京極リスペクトと思えばミステリと思えないことも…

依存:西澤保彦

タック&タカチシリーズの第五長編にあたる、長編本格ミステリ。 シリーズキャラクタのエピソードと、数々の事件が”テーマ的”に一点に集まる構成が凄すぎる。 京極堂とか伊坂幸太郎みたいに、ストーリーとキャラクタが一点に集まる小説は数多くあるけれど、…

身代わり:西澤保彦

待ちに待たされたタック&タカチシリーズの最新刊にして、第六長編にあたる長編本格ミステリ。 シリーズキャラクタの展開であるとか、お馴染みのジェンダー問題や家族愛の話より、ミステリに寄った作品。 だのに、魅力の一つ「議論」のシーンが非常に短い、…

09年11月

ひだまりスケッチ 本編と関係ないですが、双子のお姉さんがやってるエロゲを求めて 名古屋近辺を歩き回るも全く見つからずイライラしていたんですが、 DL販売が開始されるようなので、それをまとうと思います。 ラッキーブレイク ひだまり、GAに続くキャラッ…

子羊たちの聖夜:西澤保彦

タック&タカチシリーズの第三長編にして、シリーズがシリーズとしての意味を持ち始める長編ミステリ。 小説としては、自殺した者を追いかけていく過程で、そのキャラが描写されないにも関わらず、間接的に描写されていくという展開の妙が面白い。 そういっ…

麦酒の家の冒険:西澤保彦

タック&タカチシリーズの第二長編にあたる長編本格ミステリ。 昨日「論理の枝葉を議論で刈り取る」といった意味の文章を書いたけれど、より正確に書くなら「妄想によって伸びた枝葉を、議論と論理で刈り取る」と言い直した方が正しい。 追加した「妄想」と…